X68000のZ-MUSICでイカしたサウンドを鳴らす! | 令和に始めるX68000

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ずっと憧れだったX68000。約30年の年月を経てついに手に入れたのですが
入手早々トラブル発生!電源が入らない!フロッピーディスク読み込まない!
このブログではそれらのトラブルを解消し快適なX68000ライフを満喫する様子をお伝えする、はずです…

今週末ちょっと色々あり過ぎて…、こんな時間にブログ書いてます。

 

まずはこれか!時々Twitterで流れてくるので気になってたMidjourney。ちょっと遊んでみるか、くらいの感じで始めたらドハマり。夢中になって呪文を錬成し(promptのことね)、気づけば朝になっていました…。AIって将棋とかへの応用のイメージが強かったけど、芸術分野にこんな形で応用されるなんて!

 

シンギュラリティが起きているのでは、なんて書きましたが、これはあくまで人類がこれまでに蓄積してきた芸術の成果をベースに人間が学習データを作成し、これを機械に学習させ、機械は人間が与えたpromptに従ってそれっぽいものを生み出しているだけ。機械が新しい芸術を生み出すことはできません。ただ、絵心のない人でもそれっぽい絵を生み出せてしまうこのMidjourneyが魅力たっぷりなのは間違いありません!

 

私の関心が極めて高い”音楽”も芸術の一つ。恐らく現在どこかで開発されていると思いますが、音楽版のMidjourneyが楽しみです。つまり自動作曲、自動演奏ですね。promptを与えたらそれっぽい音楽を生み出してくれるという。"1980's retro pc game music like yuzo koshiro, high tension, YM2203, PC-9801, Falcom" みたいな呪文でいかがでしょ?

 

次はこれか!私が初めて触れたマイコン、そしてBASICの習得に使用したマイコン。それがSHARPさんのMZ-2000でした。残念ながら通電せず、電磁メカのデータレコーダのフタが自動的に開くところや、緑一色のモニタの画面を拝むことはできませんでしたが、下手したら40年振りくらいの再開を果たしました。

 

なかなか本体が大きく、部屋に置き場所を作るための片づけに随分時間を取られてしましました…。そのうち本体を開けてみて何とか修理できないか見てみようと思います。ただ、BASICのテープがないんだな、これが…。どうしたものか。

 

さて、ここまでだけでもそれなりの文章量でしたが、本題に参りましょう。先週に引き続き、X68000で稼働するMIDIに対応した音楽ソフトで遊んでみます。今回のソフトはZ-MUSICです!

 

よく調べずに入手したため、このソフトがドライバーであることを今さら知りました。つまり、私がやりたかったSMFを鳴らす、ということはこのZ-MUSICだけではできないということです。なお、MIDI音源を使用したサンプル曲がちゃんと演奏できることは確認できました。

 

音楽のプレイヤーに相当するソフトとしてはどうやらMMDSPというソフトが有名なようなのですが、SMFが演奏できるかどうかはネット上を少し探した感じでは見つかりませんでした。うーん、あっさりSMFを演奏、とはいかないものですね。

 

ただこのZ-MUSIC、非常に意欲的なソフトだと思いました。上記ツイートにも書いたのですが、音楽の制作に必要なPCMデータは個人で録音・作成することは難しく、それならそれを収録してしまおう、ということでディスク6枚組のうち5枚がPCMデータです。音楽制作を楽しむユーザにとっては非常に有意義なものだったことでしょう。そうやってベンダー、ユーザーが一体となってX68000を盛り上げていたのですね。

と、いうことで今週のブログはここまで。また来週お会いしましょう~♪