神戸大開のハルピンで揚げそばを。 | とある妹の尼崎的な意味の錬金術なはずがない

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さて、コウベリちゃんを見に大開に行ったついでに近所に皿うどんが食べられる店がないかを探してみた。

駅の近くに中華料理屋があるのだが、メニューに皿うどんがあるかどうかが分からない。
中に入って「皿うどんはありますか?」って訊いても良いんだけど、「ない」って言われた時に「じゃあ、良いです。」って言うのもどうかと思うので、外から確認できる店じゃないと入りにくい。

一応、ネットで事前に調べておいたのであるが、そこでもよくわからなかった。

まあ、うろうろしてたら見つかるだろう。
そう思い、30分以上歩いたけどちょうど良い感じの店がない。

その時、目に入ったのがこの店。
 
ハルピンである。
こう、店構え的に一癖も二癖もありそうな感じ。
もう時間もあまりないし、メニューが全く分からないけど、ここにしてみよう。

半端な時間だったので、客は私一人。
メニューを見ると、あげそばがある。
中華料理屋では皿うどんはあげそばという名前になるのである。

「揚げそばとビール」と注文すると、ビールは「アサヒ、キリン?」と訊いてきたので「キリン」と。
瓶ビールが2種ある店は割と良い店なことが多い。


で、ビールを飲んで待っているのだけど、店主調理を始めない。
テレビを観てるし、奥で他の人が調理している様子もない。
このおっさん何やっとるんやろ、とボサッと待っていると、店主が近づいてきて、「食べ物は?」と日本人の接客では100%ありえない調子で訊いてきた。

こちらもイラッとして
「あん?、あげそば言うたやろ」と穏やかに返答。

この店主も「あん?、何て」と。
ラ「あげそばやと」
主「あん?」
メニューを指さしてラ「あげそば」
主「揚げ焼売?」
ラ「だからあげそばだと!」
主「あげそば!」

もうええわ、と店を出ようかと思った直後に注文することに成功。
大陸型接客というやつか。
口の利き方が、日本のスタイルに慣れていると、このおっさん、喧嘩売ってるんかって思うが大陸では大体、こんな感じなんだろう。

ちなみに私は色んな所で外食して注文しているが、訊きかえされる経験はほとんどない。
ってか、あのおっさん、自分の店のメニューにあげそばがあることを忘れてたように思える。

そんなに若い店主ではなかったのであまり耳が良くないのかな。

そして、調理開始。
あげそば登場。
 
これがかなり良い皿うどん。
600円でこの量。味も良い。
海鮮はイカとエビが入っていたのだが、見た目、食感的に冷凍のものではない、と思う。
味付け、野菜の火の通り加減、かなり美味い部類に入る皿うどんである。

気になるのは、大陸風接客術。
食べてる時に店の人、女性が携帯電話で大声で誰かと通話してた。
まるで、ここは中国だな。
行ったことないけど。

そんな感じの癖のある店であった。
店を出るときは店主は何故かしおらしく「ありがとうございました」って言ってたよ。

変わった体験をしたい気持ちもあったからこれもまた良し。
元町の中華街では味わえないだろうね。

中華料理 哈爾濱 (ハルピン) - 大開/中華料理 [食べログ]
http://tabelog.com/hyogo/A2801/A280109/28009146/



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