毎年１１月は、私にとって２つの楽しみが終わってしまう悲しい時期であります。
１つは、先日シーズンが終了したアメリカ・メジャーリーグです。決勝戦のワールドシリーズの結果は、私の予想通りフィリーズが強敵アストロズに負けてしまいました。敗因は、第６戦でフィリーズの投手が、相手の打者にデッドボールを与えてしまったあの場面に尽きると思っています。あのような大事な場面では、たった一つのミスが命取りになるんですよ。フィリーズは３戦連続で重要な場面でミスをしてしまい、それが敗因だと思います。４月に開幕し、半年以上も私を楽しませてくれるMLBが終わるこの時期は、なぜか身体から力が抜けてしまう気がします。
そしてもう一つの終わった楽しみは、オートバイレースの最高峰「MotoGP」です。これも、MLBとほぼ同じ期間にわたり開催されるので、終わる時も同じです。昔は日本ＧＰを鈴鹿へよく見に行きましたが、今はもてぎになってしまったので遠すぎて行けないのが残念です。
野球のような通常のスポーツでは、一般的には身体が大きい選手の方が有利です。でも、マシンを操るモータースポーツはそうではありません。体格に劣る日本人のほうが有利な場合も多いのです。インディーの佐藤琢磨選手も、MotoGPの中上貴晶選手も小柄ですが、一流のレベルで戦っていますからね。だから応援のし甲斐があります。
さて、これから来年の春まで、何か他の楽しみを見つけなくっちゃ。まずは芸術にいそしむことにします。と言っても自分では何も創作できないので、ただ鑑賞するだけですが。まずは今月末、二条城の障壁画の原画展示を見に行く予定なので、今から楽しみです。
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