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今日は午後からずっと保険会社へ提出する保険金の請求書類を書いていました。というのも、昨年末に行ったスペインのバルセロナで、レストランで食事中にカバンごと盗まれてしまったからです。

 

海外旅行保険で保険金を請求するなんて今回生まれて初めてなので、勝手がわからず資料集め等が結構大変でした。それで、今回初めて知ったことがいくつかありました。

 

まず、保険会社の盗難保険は制限が厳しいです。盗難にあった物品がどんなに高額でも、1品につき最高10万円までしか保障されません。だから、例えば買ったばかりの300万円の腕時計を取られても10万円しか戻ってこないのです。また、1品30万の被害額で、保険会社A、B、Cの3社にそれぞれ上限の10万ずつ請求することもできません。あくまでも全社合わせて10万なんです。また、保険金の上限は合計でわずか30万円です。これは保険業界全体で一律決まっているようです。

 

また、原則として盗まれた物のオリジナルの領収書や保証書を提出することが条件です。私はよせばいいのに、5年ほど前にあるブランドの長財布、キーケース&コインケースを3点セットで購入し、今回すべて盗まれました。そして不幸なことに、すべて領収書を破棄してしまっていたので、今日は領収書無しで請求したのでダメかもしれませんね。

 

このように保険会社の条件は厳しいですが、クレジットカード会社の盗難保険のそれはさらに厳しく、ほとんど当てにできません。JALカードは年会費を払っているにも関わらず、私が契約しているカードでは盗難保険は一切なく、一つ上のグレードのカードのみ保障が付いています。楽天カードなんて年会費無料だけあってさらにひどいです。例えば、「その旅行の航空券を楽天カードで購入した場合のみ保障」という条件が付いていました。話になりません。

 

海外保険に関して今回学んだことは3つです。「海外へはブランド品は持っていかない」、「領収書は必ず保管しておく」、「出発前にちゃんとした保険会社の保険に入る」です。よくカード会社の広告で「海外旅行保険も付いている」とありますが、そんなのは当てにできないですよ。

 

以上、TOEICとは全く関係無いお話でした。

 

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