懐かしい「フォード車」 | TOEICはKazuにまかせろ!

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日曜日に1月の公開テストを受けた日、その夜に映画『フォードVSフェラーリ』を見てきましたが、実は私、10年ほど前までフォード車に乗っていたんです。当時乗っていたのが、厳密には私のとは若干グレードが異なりますが、これです。

 

 

フォード・エクスプローラーです。さすがに今ではデザイン的にとても古く感じますが、当時、アメリカではベストセラー的な存在でした。車体はトラックがベースで、4リッターV6エンジンを積んでいました。

 

この車、とにかく頑丈なんです。今の自動車は前後のバンパーは樹脂製がほとんどですが、こいつは前後とも鉄製でした。一度、運転操作を誤って正面から向かいの家のコンクリートブロック塀に突っ込んだ時、塀はバラバラに崩れ落ちたのに、この車は前のバンパーに少し傷がついたくらいで、まったく修理不要だったことを今でも覚えています。

 

また、ディーラーの人の話では、あるオーナーがこの車で店から出た直後に後ろからカローラが追突したことがあったそうですが、その時はカローラの前部はぐちゃぐちゃになったにもかかわらず、エクスプローラーはほとんど無傷だったそうです。

 

でも、その高い安全性とは裏腹に、燃費は最悪でした。市街地走行で5キロ/リッターでしたね。私が今乗っているトヨタのハイブリッドカーからは考えられません。

 

このエクスプローラーという車、現在でもニューヨーク市警が使用しているほどアメリカではポピュラーですが、数年前にフォードが日本市場から撤退してしまったので今では正規輸入車は買えません。並行輸入車しか入手できないんです。はたして日本人がフォードを見限ったのか、それともフォードが日本に見切りをつけたのか、どちらなんでしょうね。私は個人的には後者だと思うんですけど。

 

それにしてもこのエクスプローラー、いい車だったなぁ。作りは雑でしたが、おおらかで、いかにも「アメ車」という感じがして私は好きでした。少しくらいハンドルを切っても車体は反応しなかったほど大雑把でした。結局、私は13年間もこの車と一緒に過ごし、私の人生を豊かで楽しいものにしてくれました。また乗りたいなぁ。まずは『フォードVSフェラーリ』をもう一度見に行こうと思います。

 

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