9月のスコアの感想 | TOEICはKazuにまかせろ!

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9月の公開テストは不覚にも965点でした。LRがそれぞれ495と470です。今回のスコアについていろいろと考えてみましたので、感じるところを述べます。


まず、私が受けたのはフォーム24のメジャーフォームです。リスニングはパート3または4で1問ミスで495点ですが、問題はリーディングです。2番目と3番目の項目の正解率がそれぞれ89%と96%でした。パート5&6は完ぺきという自信はありましたので、すべてパート7でミスしました。


間違えた問題数は89%は2問で、96%は1問なので、合計3問のミスで470点だったわけです。通常、リーディングは1問、または少し甘い時で2問のミスまでならば495点が与えられるので、今回の採点基準は非常に厳しいものであったと言えます。


さらに、もし私がパート7のダブルパッセージの両文書参照型問題を1問間違えたとしたら、この場合は3番目の96%の項目で1問引かれ、さらに2番目の89%でも1問引かれるので、合計2問のミスで470点というスコアだったことになります。こう考えると今回はむちゃくちゃ厳しい採点基準ですね。


その理由は、おそらく9月は990点を取った人が多かったためでしょう。この場合、ETSは受験者全体の平均点が通常よりも(通常570点くらい)極端に高くならないように調整をします。つまり、今回の私のように990点のボーダーラインから外れた受験者に対しては、1問下回るたびに通常よりも大幅に減点をして、全体の調整を取っているのですね。ですから今回の私のような結果になるのです。


面白いことに、今回はリスニングでも同様の傾向が表れていました。ある生徒さんで、リスニング6問ミスで460点という方がいらっしゃいます。通常であれば3~4問、甘い時は5問ミスまでが495点が取れます。


その結果、10月の公開のマイナーフォームではLR共やや難易度を上げて来たものと思われます。ETSも背後でいろいろなことをやっているんですね。


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