4月9日 (火) 「第6期 MuSASHi ハルク・プロ スカラシップ」の最終選考会が、ツインリンクもてぎにて行われました。
早いもので今年で第6期目となる「MuSASHi ハルク・プロ スカラシップ」が始動します。
これも、多くの方々のご支援とご協力があってのことだと思います。誠にありがとうございます。
(武蔵精密工業株式会社 様は、この4月で創業81周年を迎えます。／MUSASHI MOTOR SPORTS HP)
一昨年前は4月15日に最終選考会、昨年は4月10日、今年は4月9日となりました。
本来ならば、3月中に最終選考会を行いたいのですが、3月終盤にスポーツ走行が出来る日と天候がなかなか合いませんでした。
一昨年前は桜が満開、昨年は強い風により見事に桜は散っていて、今年はまだ満開でした。
＜満開の桜も今日の冷たい雨で散ってしまうのかな＞
今年も多くのライダーからお申込みがありました。ありがとうございました。
第1次審査は書類選考。書類選考をパスした6名は、第2次審査となる実走行での最終選考となりました。そして、MFJロードレースアカデミーから特別推薦枠 (アカデミー年間優秀生) となった1名がテスト参加しました。
朝8時00分に第4パドックに集合して、このスカラシップについて、走行上の注意などのブリーフィングを行ってからの走行となります。
＜ブリーフィング＞
今年のインストラクターは、小山知良選手 (2000年 全日本GP125チャンピオン)、榎戸育寛選手 (2016年 全日本ST600チャンピオン)、坂田和人 (私) の3名で行います。
＜本田会長からスカラシップについて、各インストラクターから走行注意等のアドバイス＞
走行スケジュールは、午前中に4本のスポーツ走行がありました。
そのうち、参加者全員が2本のスポーツ走行を行いました。
＜間もなくコースイン＞
天気予報より気温が上がらず、気温10度、路面温度は多少の推移がありましたが、19度から23度となり4月としては路面温度が低めでした。
そして、気温は1日通して10度止まりで、北風も強く体感的にはとても寒く感じました。ネックウォーマーを持って来なかったことを後悔するくらいでした。やはり、もてぎをなめたら駄目ですね…。
それでも、全ての走行をドライで走れたことはとても良かったことです。
参加者が提出したプロフィールと戦歴、そして色々な角度から走りを見させて頂きました。
走行後は、親御さんを含めた面談も行ないました。
＜イントラ・参加者の順で慣熟走行後にフリー走行＞
2019 MuSASHi ハルク・プロ スカラシップの最終選考会の合格者は2名のみ。
(MFJロードレースアカデミーからアカデミー年間優秀生となる1名も今季のスカラシップ生)
このスカラシップの選考会は、この日の速さだけで選ぶものではありません。
書類選考、経歴、現在の走り、順応性、走行姿勢、参加者と親御さんのレースに対する姿勢など、様々な角度から最終的な審査を全スタッフで行ない決定致します。
＜CBR250Rも6年目／トラブルもなくとても良いバイクです＞
今後、このスカラシップを通して、全日本や世界に通用するライダーに育ってもらいたいですが、それ以上にモータースポーツを通じて人として良識のある人間に育って欲しいです。