ハルク・プロ/④ MUSASHI スカラシップ | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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昨日は、栃木県にあるツインリンクもてぎにて、

「第4回 MUSASHI スカラシップハルク・プロ」のお仕事でした。

 

鈴鹿8時間耐久ロードレース前のお忙しい時期ですが、本田会長にお越し頂きました。

水野涼インストラクターは、鈴鹿8耐に専念するため、小林龍太インストラクターが代役を務めました。

 

 

 

 

連日続く猛暑日 (35度以上) で、この日も猛暑日となる天気予報でした。

朝のうちは曇り空でしたが、気温も湿度も高かったです。

 

 

 

 

午前8:30~11:30までは、今年初めてとなる北ショートコースでの走行です。

前回は、マルチコースにてパイロンを使用して、「3速からのフルブレーキングからブレーキリリースを丁寧に行ない、小さくターンを行なうこと」の練習を行ないました。

今回は、それを実際のコースで行なうべく、北ショートコースを専有走行しました。

 

 

 

 

北ショートコースは、1周のコース全長が短いため、反復練習が沢山出来るのでとても良いです。難点は、前日に使用した車両 (カートなど) により、コースコンディションに大きな違いが出ることです。

 

 

 

 

北ショートコースは、通常のコース利用と、更にショートコースへレイアウトを変更して走行しました。連続での切り返しコーナーが多いので、ライン取りを考えたり、ステップワークなどの練習にもなります。

 

 

 

 

昼食を挟み、午後はフルコースでのスポーツ走行となり、久し振りに新品タイヤを装着して臨みました。

 

 

 

 

1本目は「13:00~13:30/気温33度・路面温度50度」、2本目は「14:20~14:50/気温32度・路面温度47度」となり、厳しい暑さの中での走行となりました。

 

 

 

 

前回は、マルチコースで出来た走り方をフルコース走行である程度は再現して、ラップタイムの向上につながりました。しかし今回は、北ショートコースで出来た走り方が、フルコース走行では全く再現することが出来ず、前回よりも大きくラップタイムを落とすこととなり、とても残念なトレーニングとなってしまいました。

 

北ショートコースとフルコースでは、多少、コースレイアウトやスピードレンジの違いがありますが、それをどのようにアレンジしてフルコースに活用するかは、ライダーの思考がとても重要となります。そういった部分のイメージ作りをもっと重要視して行なってもらいたいです。

 

一歩前進して、二歩下がるようでは全く意味がありません。何故そのようになってしまったのか、彼らがしっかりと考えなくてはなりません。

 

私達インストラクターは、彼らに最善と思われるアドバイスを行なっていますが、それを物に出来るか出来ないかは、彼らの努力次第です。