MotoGP/Moto3クラスのカネットにグリッド降格の裁定 | 坂田和人 オフィシャルブログ Powered by Ameba

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マリーニ (Moto2) とカネット (Moto3) にグリッド降格の裁定

 

無責任な走行により、マリーニはグリッドを6つ、カネトは最後尾に降格。

 

 

<Moto3クラス/19周目のトップ争い>

 

 

スチュワートパネルは、第4戦スペインGPの決勝レース後、ルカ・マリーニアロン・カネトに対して、他車の転倒を引き起こす無責任な走行を理由に、次戦のスターティンググリッドを降格するペナルティを課すことを決定。

オープニングラップの6コーナーでホルヘ・ナバーロに追突したマリーニは、ポジションを6つ降格。19ラップ目の6コーナーでホルヘ・マル ティンに追突し、エネア・バスティアニーニとトニー・アルボリーニの転倒を引き起こしたカネトは、最後尾からスタートすることになった。

 

 

<Moto3クラス/マルティン、バスティアニーニ、アルボリーノが巻込まれた>

 

 

「やっぱりそうか」と言う裁定ですね。

こういった行為はレースをつまらなくさせますし、何より他のライダーを危険さらす行為です。

こういった行為は、私には全く理解不能な行為です。

 

MotoGPクラスも18周目の同じコーナーで接触転倒 (ペドロサ・ロレンソ・ドビツィオーゾ・) がありましたが、個人的な意見としては、それとは全く質が違うと思います。(ブログに記載)

 

マルティンは、昨年の雪辱となる地元ヘレスで、今季3勝目となる2連勝を狙っていた。

バスティアニーニは、2戦連続表彰台、2年振りの今季初優勝を狙っていた。

アルボリーノは、GPキャリア初表彰台、もしくは初優勝を狙っていた。

3人のライダーにはそれぞれの思いがあったと思います。不幸中の幸いは大事に至らなかったことです。

 

私も過去のレースで、後続から何度か追突されたことがあります。

特に辛かった時は、シーズン終盤の1994年 第12戦 アメリカGP (当時はラグナセカ) 、スタート直後の第1コーナーで、他車に追突されて気が付いたら転倒していました。

1994年は、初めてのチャンピオン獲得に向け、このレースの展開次第でチャンピオンを獲得出来る可能性のあるレースでしたので意気消沈。

幸いにも次戦となる第13戦 アルゼンチンGPでチャンピオン獲得となりました。(この年はシーズン全14戦)