日本GPの際に「DUCATI/GP16のウィング」を撮影したものです。
2016.2.23. DUCATI/GP16発表当時の車両と比較しました。
こちらのマシンは、ドビツィオーゾ選手が駆っている♯04号車です。
<正面の画像 (奇怪な形状)/2016.10. 日本GP>
このウィング形状を使用しているのは、ドカティのワークス車両だけのようです。特に違いがあるのは、上段のウィング形状です。
インディペンデントチーム (サテライトチーム) の車両は、下段のウィングと同じ形状のものを上段にも付けています。(下の画像の物)
<2016.2.23. DUCATI GP16 発表当時のウィング形状>
<2016.2.23. DUCATI GP16 発表当時の画像 (9ヶ月前)>
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<側面の画像 (長さが変わり全体的に大きくなっている)/2016.10. 日本GP>
<2016.2.23. DUCATI GP16 発表当時のウィング形状>
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<斜め上の画像 (横に伸びて前側に大きく迫り出してます)/2016.10. 日本GP>
このウィング形状を使用しているのは、ドカティのワークス車両だけのようです。特に違いがあるのは、上段のウィング形状です。
インディペンデントチーム (サテライトチーム) の車両は、下段のウィングと同じ形状のものを上段にも付けています。(下の画像の物)
<2016.2.23. DUCATI GP16 発表当時のウィング形状>
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<2016.2.23. DUCATI GP16 発表当時のウィング形状>
<全体像 (フロントのアクスルシャフトより前に大きくせり出している)/2016.10. 日本GP>
これだけのウィングは色々な効果があると考えられますが、ウィングの大きさや形状から見ても大きな突起物 (ウィング) と言えるでしょう。
当然、素材はカーボンですから、仮にライダーと接触した場合、ライダーに対して大きなダメージを負わせる可能性も否めないです。
また転倒後にウィングの一部が欠損でもしたら、カーボン製品は危険な刃物となります。
来年以降、ウィングに規制が掛かるようですが、ライダーの安全を考えれば、規制されることになっても致し方ないことです。
今のMotoGPマシンの最高出力は、およそ300馬力とも言われています。
2016年は、レギュレーションによりECUが共通となりましたが、極端にパワーダウンした印象は全くありません。
ウィングがないと操安などに大きな問題が出るようであれば、最高出力に規制を掛けるなどの対策が必要となるのではないでしょうか。
今のMotoGPマシンは、そう言った段階に来ているのかもしれません。(主観です)