意識レベル | 鬼ですけど…それが何か?

鬼ですけど…それが何か?

振付師KAZUMI-BOYのブログ


私の住むマンションは10階建で、35世帯である。


入居して早8年・・・。


お恥ずかしい話だが、ここの住人たちのゴミ捨てのマナーが非常に悪い!


入居当初はそんな事は無かったのだが、ゴミの捨て方のマナーが年々悪くなる・・・。



マンション1階に設置されている、2ヶ所のゴミ集積場・・・。


一方は、可燃ゴミ、不燃ゴミ、ペットボトル、危険物扱いのゴミが集められ、もう一方の集積場には、瓶、空き缶、古紙、ダンボール等が集められる。


この2ヶ所ある集積場の内、可燃、不燃ゴミを集める集積場の有り様が酷いのである!



可燃、不燃共に、専用の大きな四角いポリバケツが8個づつ設けられており、

ペットボトルは、3つの大きな網籠に集積する様になっているのだが、ここ数年・・・


私はまともに捨ててあるゴミに、トンとお目にかかっていない!


集積場のドアを開けた途端に、私は顔をしかめなければならない。


ゴミを収めたビニール袋が床を占拠し、足の踏み場もない。


皆、集積場のドアを開けると、そのままゴミ袋を放り投げて行く様なのである!



私は、これらのゴミ袋の山を跨ぎ、ポリバケツまでエッチラオッチラと進み、ポリバケツの蓋を開けてみる・・・。


ポリバケツの中は空である・・・。


「全く!!!ここの住人達ってば、どうなってんだい<(`^´)>!!??」


と、怒りながら私は、散乱したゴミ袋を拾い集め、ポリバケツに入れて行くのであった。




致し方ない場合もある。


既にポリバケツの中が一杯である時には、他に方法がない。


しかし、そうした場合であっても、例えばもう少しゴミ袋を1か所に寄せるとか・・・


何らかの配慮があっても良さそうなモンである。




集積場は管理人が毎日管理しており、集積場の清掃やら、集まったゴミの整理整頓もしてくれてはいるが、時間制の勤務であるから、夕方には帰ってしまう。


管理人が帰宅した後は「無法地帯」、まるで「夢の島」・・・。




ゴミ一つ、まともに捨てる事の出来ない人間は、共同住宅に住むべきではない!と私は思う。


共有スペースにおけるマナー、いや!一個の人間としての品格とモラルが無く、こうした「自分さえ良ければいい!」と言う行動に出る輩は、一体どんな親に育てられたのか!?



このマンションには、小さな子供を抱えた家族から、独身者、そして恐らくは「終の棲家」としてここを選んだお年寄りまで、年齢層幅広い住人達が住んでいる。


一体、どんな奴が、このようないい加減なゴミの捨て方をするのか?


一人住まいのOLが、面倒くさくて投げて行くのか?


お母さんに「ゴミ捨て」を頼まれた子供が悪気なくやるのか?


おばあさんが腰の具合が辛くて、ポリバケツまで行けないのか?



何にせよ・・・


1件、2件の仕業ではない。




もし一つゴミ袋が床にあれば、次に集積場のドアを開けた人がそれを見て


「・・・なら私も・・・エイ!」


と放るのであろう・・・。


そして次の人は、二つのゴミ袋が床に転がっているのを見る。


「アラ?ポリバケツがいっぱいなんだわ・・・。」


と思えば、ポリバケツの中を確かめる事無く、床に放置して行くのであろう。




そうして、私が集積場のドアを開ける頃には足の踏み場もなくなる・・・と言う訳だ・・・。




自分が不快な思いをするのは、誰でも嫌な筈であるが、自分が不快な思いをさせるのは対象者が誰であってもいい・・・と言う事なのだろうか?



何とも情けない・・・。


自分が出したゴミ一つ、満足に捨てられないとは幼稚園生以下である。




子供を抱えている家庭の両親の中に、この様な状況を何んとも思わず、教育する立場でありながら、よもや、自分の子供の見ている前で、ゴミ袋を放り投げてやしまいか!?


そう思うと、非常に嘆かわしく思うし、そんな家庭は此処には1件も存在していない事を祈るばかりである。



人としての意識レベルは、絶対に低下させたくないものだ!と、つくづく思う私であった・・・・。