ウィスパーボイスはウィスパーのみならず。水のような筋肉と豊かな骨を目指そう! | かずまるーむ

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かずまるーむの一真(かずま)のブログです。
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さぁこの記事は、ボイトレについて。というか、声について。



良い声、倍音がたくさん含まれた声が出せている時というのは、発している側も聴いている側の人もとても気持ちいいのです。


プロのシンガーは、豊かな倍音をたくさん含んだ声を出すことができます。

高い音が脳に響いて気持ちいい、という話はよく巷で耳にしますが、、実際は低音も中音域も気持ち良いのです。


で、周りの人からすればすごい大きな声が出ているので、すごい頑張って出している、、と思いきや、、実は真逆なんです。

むしろ、力をほとんど抜いて、必要な部分しか使っていない感触なのです。響きとはまさにそういうもので、力むと響かないのです。

 

これが大事なポイント。



 

それからもう一つ。

 

 

ウィスパーボイスを出すには、まずしっかり声帯筋を使った声を出せるようにした方が、手に入るスピードが早いです。



理由は単純。ウィスパーボイスはウィスパーボイス単体で成り立っているわけではないから、です。

 

 

彼らは、その声を選択して歌唱しているのです。ウィスパーボイスしか出ないのではなく、その声を選択しているのです。

でないと、あの”囁いているのに芯のある声”は出ません。



つまり、別の声も出るけど、その声を選択しているということです。

選択、というか、まぁそれも無意識なので、自分らしい歌唱として定着しているというか、まぁそういう感じです。

 

 

例えば、玉置浩二さん。

最高だなー。実は来月、Liveにいってきます!玉置さん、久々🫶

 


勿論、dimashもそう。

 

あ、

それから最近紹介頂いた藤原さくらさんなどもそう!

 かなーり好みな曲。


ビリーアイリッシュもそう。

彼女は、強く声を出すのはあまり好まない方だけど。

皆、美しいウィスパーボイスですが、でもしっかり芯は感じますよね。

芯はしっかり感じますが、でも息がたくさん含まれた美声です。



この歌唱をするには、息量はもちろん必要ですが、、”共鳴腔をしっかり広げながら”も、”抜いた発声”をする必要があります。

喉周りの細やかな匙加減もあるのですが、とにかくポイントはこのあたり。

 


で、こういう声のために必要なものは、、真っ直ぐに書くと、まずは圧倒的な筋肉の緩みです。


もう、これでしかない。


筋肉が緩んでいないと、声のバリエーションは増えないんです。


小さな円の中では動けますが(狭い音域内と狭い表現の幅の中でなら)凄まじい歌手は、この円の大きさがエグいんです。

発声のダイナミクスが凄まじい、ということです。



ですから、本当の意味で声のバリエーションを増やすには、今、緩んでいない筋肉の緩みが必要なのです。

ゆるませながら、その上で使い方を学んでいく必要があります。



例えば、胸が緩めばその分、胸を使った発声のバリエーションが増えます。

 

 

背中が緩めば、、足が、、以下同文です。



歌は全身で歌うもの。



プロのシンガーの体を触らせてもらうとわかるのですが、筋肉が本当にふわふわでまるで水のようなのです。



なので、そんな身体を目指しましょう!


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