「李王家の縁談」を読んだ後、他の人の感想も知りたいとハッシュタグ#️⃣で検索🔍した時に出会った本。
林真理子氏は、日鮮の縁談をまとめた母・伊都子妃の視点で描いていますが、こちらの「李の花は散っても」は嫁いだ娘・方子妃の視点で描かれているとのこと。
猛烈に読みたくなり、
とりあえず、図書館検索してみる。貸出中。
とりあえず、古本検索してみる。無い。
すぐに読みたい欲望を抑えられず、貯めていたPayPayポイントでお買い上げ…。
日鮮併合、関東大震災、日本が戦争に負けて朝鮮から撤退した辺りまでのことを、朝鮮の世子に嫁いだ皇族妃の方子と、朝鮮独立運動に関わっていた朝鮮人の男性を愛する日本人女性の両側面から描かれています。
在日コリアンの作者さんなので、朝鮮寄りの立場からの見方が強いのかな?と思っていましたが、どちらが悪い、どちらが被害者というのではなく、その時代に国の政策に翻弄された一個人たちが、どう考えてどう生きたか、という本でした。
うーん、なんというか。歴史、知らなきゃいけないな。日本のしたことを、ちゃんとね。