カヌーマンのブログ~Always moving forward~ -3ページ目

「自分」は一つでなくてもいい



「自分は何者なのか?」


暇があれば、

こんな問いをずっと考え続けてきました。



なぜなら、なんとなく、一つのことを極めている人に憧れていたからです。

確固たる自分、それを持っている方がいいんだろう、と漠然と感じていました。



色んなことに興味を持ってしまう


何にでも手を出してしまう



そんな自分を中途半端に感じていたのでした。




家庭の中での自分


社会人としての自分


ビジネスマンとしての自分


カヌーをしている自分


音楽に興味がある自分


食べ歩きが好きな自分


旅行好きな自分


などなど



誰もが様々な自分の側面を持っていると思います。

興味の対象も様々だと思います。


本来、複数の自分を持っている方が自然なことで、たった一つの自分に縛られる必要はない。



「何か確固たる自分でいなければいけないのではないか...」


でもそれでは、

せっかく持っている自分の可能性を切り捨ててしまうことにもなるのだと思うのです。



もちろん、一つのことを極め、磨き続けることは素晴らしいことだと思います。


ただ、全員がそうである必要はなく、

他の選択肢もあるのなら大いに足を踏み込んでも良い。




仕事がうまくいかなかった時、カヌーをしている自分が支えになりました。


逆に、カヌーがうまくいかない時、仕事をしている自分が支えになりました。


家族の中の自分が支えになりました。


勉強会で出会った仲間が支えになりました。


友達の中の自分が支えになりました。



ときに、そんな複数の「自分」が、しなやかな生き方を支えてくれます。



どの自分に力を入れるか

どの自分を諦めるか



そんな二者択一、ではなく、そのどっちを楽しんでも良いのだと思うのです。


当たり前の中に才能のタネがある

自分には当たり前にできるけど

周りができずに困ってる事



というのが、人それぞれあると思います。

その中に、才能のタネが眠っています。






自分にとっては、あまりに簡単にできてしまうので、なかなか気づきにくいです。



例えば僕は、


学生時代に自分の将来を考えるにあたって、


「人生のロールモデルを探そう!」


1000人に会いに行きました。


その中で、様々な人と出会い、

現在のライフスタイルを築くきっかけができました。



人に会いに行くことは自分の単なる興味だったので

「たまたま」「偶然」「幸運だった」から

と思っていました。



でもそれは、


会いに行こうと行動した結果


だったのです。



人から言われて初めて気がつきました。

自分ではなかなか気づけないものです。



様々なタイプの人に出会ったり


自分の価値観の外にある体験を増やすこと


それで、自分の才能や貢献ポイントも見えてくるのだと思います。




今の自分の当たり前に気づくためには、どんなことができそうでしょうか?




これからも、当たり前を意識して、磨いていこうと思います。



今の立場だからこそ、伝えられることがある

サッカーロシアW杯が終わり

多くの海外組が活躍しました。

 

 

どうしてもヨーロッパが注目されてしまいますが、

東南アジアのタイで活躍する日本人サッカー選手がいます。

 

その男は、下地奨。

 

 

詳しくは⬇︎⬇︎

 

タイで星を掴んだ男・下地奨が語る「金持ち選手、貧乏選手」(1)https://www.excite.co.jp/News/economy_clm/20171108/Harbor_business_153851.html

 

 

約5年前、東京で同じ時間を共有していました。 

 

(若いし細い!笑)

 

当時たまたま隣の席になったイケメン。

 

Jリーグから南米へと渡り歩いた苦労人で、

いまはタイで活躍中です。

 

 

「サッカーの才能がないんじゃないか・・・」

 

 

と一時プロを諦めかけたこともあったそうですが

 

 

「今の自分

今この自分で結果を出すにはどうしたらいいか?」

 

 

ということを考えて、

プロになり、サッカー選手として活躍されています。

 

そしてその経験を

これからプロになりたい子供達やその親たちに向けて

伝える活動をしています。

 

 

たとえ自分がいまスーパースターでなくとも

  

これまで自分がやってきたことは、

必ず誰かの役に立つ。

 

全員がロナウドやメッシから学びたいわけではない。

 

  

今の立場でこそ、伝えられることがある。

今の立場でしか、伝えられないことがある。

 

 

そんなことを気づかせてくれる、下地選手でした。