初めて買ったカメラはPENTAX MEスーパーだった。
MEスーパーの、欠点はダンパーゴムの劣化でシャッターの切れなくなった個体が多い事。
その点MEはシャッターの切れなくなった個体が少ない、殆ど無い気がする。MEはオート専用機。マニュアル露出やプレビューボタン・シャッターダイヤルもない。軍艦部は金属製だけど薄くて傷凹みが目立つ機体が多い。小さくて精密感が高い。裏蓋の精密感は随一。オリンパスのベコベコ蓋には閉口した・てか誰も言わない。反面巻き上げ軸の質感とかはオリンパスやミノルタに比べて劣る気がする。
MEスーパーは軍艦部はプラスチック、メッキがシッカリしていて長い間騙されていた。でもその代わり軽くて傷には強い。スクリーンが明るい。
MEはニコンFEに、比べて壊れにくい気もする。OM-10も壊れにくい。OM-10は電池が切れるとシャッターが切れない。ミラーが中間で止まる。のが唯一の、不満かも。一桁に比べてファインダーの、腐食が無いのが魅力かも。金属の質感は一桁に劣るけれども。
好きなカメラはCanon FTbマニュアル機。小型化はされていないしメカシャッターなので、頑丈で巻き上げの不具合も少ない気がする。電池はアダプターが無ければLR44にアルミ線を、巻けば取り敢えず使える。厳密には電圧が違うので露出計に誤差が出る筈だけど僅かなので許容範囲かなぁって思う。と言うか、今どきフィルムカメラは、フィルムで写真を撮る事は殆ど無いし、シャッターをガチャガチャ切って楽しむおもちゃだと思っている。
ミノルタのロッコールマウントカメラは最初のSR-1は頑丈でキレイな個体が多い。けれどもX系のカメラはファインダーが腐食した個体が多い。電子シャッターは壊れた機体が多い。残念な気がする。
ペトリは程度の良い個体が少ない気がする。ヤシカ、フジカ、コニカは、機体が少ない気がする。コンタックスは高いしレンズがハードオフでは殆ど見ない。ニコンは初期のAFカメラがお手軽価格で楽しい。キャノンのキスは沢山売れたのかハードオフに、たくさん転がっている。200円でゲットしたが今ではもう要らない気がする。ハードオフで初期のデジタル一眼レフカメラが高い。なんか結構なお値段に驚くしかない。
ライカはあまりにも高過ぎて貧乏なワタシ的には無縁なカメラだと思う。財産として資産として持つならライカ有りなのだろう。でも貧乏でとにかく安くカメラいじりを楽しみたいワタシ的には完全に無縁なカメラだ。
益子町にはPENTAX益子事業所があって入り口付近にカメラ博物館が併設されていた。HOYAに吸収合併されたとき、カメラ博物館は閉館した。
益子事業所はカメラ事業からは撤退。人工の骨だとか医療用のものを作っているらしい。
PENTAXの、カメラ部門はHOYAからRICOHへと譲渡された、
カメラはフィリピンで作っているらしい。国内にも事業所があるのかは不明だ。
レンズは一眼レフ用からミラーレス用にカメラメーカー各社・互換レンズメーカー各社が変わってきた。
PENTAXはミラーレスには不算入。かと言って新製品開発にもそんなには力が入らない。大きく伸びるとか利益が確保できる保証はなく・やっと存続しているというか・徐々に衰退していくのはやむを得ない気もする・
過去のカメラ資産、レンズ資産を、活かすために保守生産している。そんな気がする。レンズ開発もレンズメーカーの、支援が得にくい現状ではあんまり期待できない、
リミテッドレンズやアプリのアップデートでお茶を濁すとか、限定レンズやユニークな個性派レンズで頑張るしかない。
リミテッドレンズを持たない私等、PENTAXファンを語る資格はないのかもしれない。
でもまあ、少しでもPENTAXの存続期間が長引くこと。どこかでファインダーの良さとか見直されることを期待したいと思います。