「アルメリック The Bunny Chow」ジョディ・スミス最新モデル。完全中級者以上! | kazukazu721's interest

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主に映画、音楽、サーフィン、小説などなど。

アルメリックのサーフボード
インプレッションのトリを飾るのが

「The Bunny Chow」である。




このボードは先ごろワールドツアーの第8戦を制した、
乗りに乗っているジョディ・スミスのモデルである。

いつもの通り、アルメリックのボード解説から転載しよう。

「ワールドツアー中、小波からそこそこの波のコンディション時に
 ジョディ・スミスが好んで使用していたのが
 このThe Bunny Chow。

 ジョディの大きくてダイナミックなアプローチを
 活かすようにデザインされ、同時にレール・トゥ・レールの
 サーフィンやエアー系のマニューバーにも適応している。
 The Bunny Chowはフルレールなので
 最大限のボリュームが保たれ、
 ジョディのパワーに対応するようにロッカーが設定されている。」

という事である。

たまたま、僕はこのまだ市場に出たばかりのニューボードに
夏には乗れていたのだ。

この「The Bunny Chow」のインプレッションは
ほとんどないのでかなり重宝されるんじゃないかと思っているw

先日、ショップに行った時にじっくりその
ボードのアウトラインも見せてもらったので、
板の雰囲気もよく理解している。

このボードは

「次に僕が購入を考えているボード」

である。

この「The Bunny Chow」と比較するのに、
ブログにも書いた「ネックベアード」「#4」
「ニューフライヤー」「ウィアード・リッパ―」
「フレッド・スタブル」等、正直、結構、
現在のアルメリックの人気モデルは乗っている。

その中で、僕的には自分のステップアップも含め、
次に乗るべき板はこの「The Bunny Chow」だと
感じている。

この「The Bunny Chow」はアルメリックのHPにもある通り
完全に

「アグレッシブ/コンペ志向」

である。

間違っても初心者~中級者(なんちゃってリップをしているレベル)の
サーファーにはお勧めはしない。

最低でも僕レベル、

「自らスピードコントロールができる(板が踏める)」

「全ての技がほぼできる」

「エアーも飛べる(着地は失敗しててもいい)」

というぐらいのスキルが必要だ。

そのぐらい楽勝でできる!!!って
豪語している人が乗るべきボードであるw


とにかく板の反応が素晴らしくいい!!!!

思った瞬間には板がもう反応しているという感じだ。


しかし、昔の僕らが「ひぃひぃ言って」乗っていた、
ボードみたいなカリカリのピキピキで
ペラペラの板では決してない。

フルレールで、レールはボリュームがある。
フロントはすっきり薄めだが、
前足を置く部分ぐらいからテールエンドにかけては
ボリュームはある。

また、テールに向かってしぼり気味で、更に、
水を抜けを良くするためにスワローにしている。

ワイドは細身だが、ボリュームは保っているので、
昔のボードの様にスッっと波にレールが
入ってしまうような感じではなく、
現在のボリュームがある板の感じにフィーリングは似ている。

なので、現在主流のボリューム系のボードからの
移行をしてもそれほどの違和感は感じない。

むしろ絶妙に技に入る時に邪魔になる要素を
そぎ落としているという感じである。

僕は現在「#4」のグロべラーを乗っているが、
胸~肩以上の波の場合やはり、もう少しクイックに板を
反応させたくなってきた。

リップが落ちてくる瞬間0.5秒ぐらいの間で、
板をバーティカル(垂直)にもっていきたい時に、
やはり「#4」はワイドがある分間に合わない場合もあり、
思った程、板が抜けなかったり、
返しが甘くなったりする場合がある。

そこでフロントフッターの僕としては
「#4」の細身のディメンション、
ユーティリティーにしようか迷っている部分はあるのだが、
夏に乗ったこの「The Bunny Chow」のフィーリングが、
今後の自分のスキルアップにつながると感じている。

それはこの「The Bunny Chow」は正に技のキレを良くする為に、
チューンナップされているからである。

レールはフルレールでボリュームがあるので、
しっかりしたボトムターンができる人なら、
いくらでも上方向にスピードを持っていけるだろう。

また、テールエンドの絞りながらのスワローも
ボトムターンからのアプローチで
バーティカルにクイックに板を反応させたい時も、
水の抜けがいいだろうし、
トップでのリップを吹き飛ばす時も、
水の抜けがよく返しが速くなるだろう。

更にレールツゥレールももちろんレールに
ボリュームがあるからスピードを付けやすい。

エアーだけはちょっと未知数なので、
僕がもしも板を購入したらレビューをしようと思う。


という事で、アグレッシブで技をキレキレにしたい人には
この板は向いている可能性が高い。


しかしだ、間違っても初心者~中級者(リップで板を回せない)
人はやめた方がいいだろう。
もちろん乗れない事はないが、
この板はそういう人向けではない。

あくまでも技をほぼ全てできて、
その技を更に切れがよく、スタイリッシュに決めたい人向けの板だ。

でも、この板でさえ昔、僕らが乗っていた板に比較すれば、
めちゃめちゃ「ボリュームがある」。。。。。。

「DFR」でさえ、僕の昔の板に比較したらボリュームがあるのだ。。。

あぁ、俺の10年余りのサーフィンの苦悩を返せぇぇぇ!!!!w
っと叫びたい気持ち半分、その時の苦労があったから、
いきなりサーフィンスキルがジャンプアップしたという思い半分である。


皆様、くれぐれも

「サーフボードの選択は慎重に!!!!」