「アルメリック The Fred Stubble」こちらも話題のボード!中級者向けだね。 | kazukazu721's interest

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「アルメリック The Fred Stubble」



これも話題のボードである。
コナー・コフィンの前作のボードである
「The Fred Rubble」を更にスモールウェイブ様に
チューニングしたボードになる。

アルメリックのHPより抜粋

「ムネサイズのコンディションのもとで
 コンテストを戦うためのギアとして、
 The Fred Stubbleはノーズ幅とテール幅をワイドに設定し、
 さらにノーズとテールのロッカーを抑えたデザインを採用した。

 ボトムはシングルコンケーブから始まって、
 フィン付近に向かって広めのダブルバレルコンケーブ、
 そしてテール付近にVeeを加えた形状が特徴。
 こうしてデザインを変更したことで、
 波のフラットなセクションでもレール・トゥ・レールの
 サーフィンが可能になり、パワーのない波でも
 グライドすることができるようになった。
 また、波のポケットでは非常に鋭角なターンを実現しながら、
 パドリング時には実際より3インチ長いボードと
 同じようなスピードを得ることができる。
 コナーはこのThe Fred Stubbleで
 2013年度のUSオープンを使って優勝を果たした。」

という事であるが、
正直、このアルメリックHPでうたわれている通りの印象のボードだ。

特徴的なのは上記の様に

「波のフラットなセクションでもレール・トゥ・レールの
 サーフィンが可能になり」

という所である。

日本に良くあるビーチブレークは
マッシ―(厚い)波でカットバックや
トップターンでつないで、
最期の方のセクションで早くなり、
クローズで当て込む。
というパターンも多い。

そういう時に非常に適したボードである。

実際、僕が試乗したコンディションも
ダラダラ割れて最期に当て込むという感じの
波の状況だった。

そういう時には、他のボードよりも
明らかにボードの滑りがいい!!!

コンケーブがかなり効いており、
波の上で

「ふわっ、ふわっ」って浮いている感じだ。

本当に波の上でどちらかと言うと、

「スケーティング(スケートボードみたい)している感じ」

である。

それに厚いセクションでも
浮いている感じでスピードを得やすい。

このボードに乗る前に次回紹介予定の
「The Bunny Chow」も乗ったのだが、
明らかにフラットなセクションでのスピードの乗りは
この「The Fred Stubble」の方が上である。

某プロもこのボードを2本もオーダーしている
という事で、コンペティションでも威力を
発揮する事も証明されている。

リッピングをするにも申し分のない動きをする。


しかし、何点か注意点がある。

1、上記したようにボードが「ふわっふわっ」する。
  このコンケーブが深い時に感じる感覚が嫌いな人には
  お勧めはできない。

2、このボードも基本は中級者以上が乗るボードである。
  もちろん、初心者でも乗る事は可能だが、
  初心者~中級者(リッピングで板を返せない)レベルの人は
  他の選択筋である「ニューフライヤー」等のもう少し癖のない
  ボードをお勧めする。

やはり、このボードはコンペティションを意識している為、
基本は「技が全て入れられる人向け」で、
この浮いたボードの感覚が好きな人が乗るべきボードである。

ビーチブレイクで厚くて、その後バーンって崩れるよくある、
シチュエーションでも技を仕掛けていきたい人には向いている。

まぁ、好き嫌いが分かれるねw

僕はやっぱり「#4」の方が好きかな。
フロントフッターだから。

さて、次は最終回w次回僕が狙っているボード

「The Bunny Chow」の予定です!