先週の一門の対局は火曜日、竜王戦4組で石井健太郎六段が川上猛七段に勝利しました。
携帯中継があり、石井六段の先手で急戦調の矢倉から激しい戦いになりました。
終盤は石井六段の玉が薄いですが中段玉で戦い、最後は見事な即詰でした。
木曜日はB級1組順位戦で大橋貴洸七段が増田康宏七段に勝利しました。
名人戦棋譜速報の他、携帯中継もあり、相掛かりの力戦で、大橋七段は居玉で積極的に戦いました。
△2四歩の合わせに手抜きで攻め合い、うまく戦ったと思います。
これで大橋七段は6勝4敗、B級1組は混戦になっていますので、昇級の望みが出てきました。
今週の一門の対局は私が水曜日、竜王戦6組2回戦で小山怜央四段とです。
小山(怜)四段は棋士編入試験で合格で、奨励会の在籍なしで初めての棋士です。
話題の棋士で岩手県では初めての棋士で著書も出されています。
棋士編入試験若手棋士に3勝1敗で合格ですので、強敵です。
いい内容が指せればと思います。
この日は王将戦一次予選で宮田敦史七段が三浦弘行九段とです。
勝つと森内俊之九段と高橋道雄九段の勝者とです。
木曜日は朝日杯本戦1回戦で渡辺明九段と近藤誠也七段の同門対決です。
YouTubeの囲碁将棋TV -朝日新聞社-でライブ配信があります。
過去の対戦は2勝2敗で、近藤七段が2連勝中です。
勝った方は午後からも対局があり、阿久津主税八段と西田拓也五段の勝者とです。
どちらも朝日杯の中継サイトと携帯中継があります。
午前を勝った方が午後も勝ってほしいです。
女流王将戦予選で上川香織二段が貞升南女流二段と、伊奈川愛菓女流二段が長沢千和子女流四段とです。
上川女流二段は勝つとその日に千葉涼子女流四段と、伊奈川女流二段は中村真梨花女流四段とそれぞれ対局します。
金曜日も女流王将戦予選で渡辺弥生女流二段が清水市代女流七段とです。
渡辺女流二段は勝つとその日に加藤結李愛女流初段と対局です。
所司一門将棋センターの方ではスタッフの風邪が続いたりで、私も初級クラス教室の講師に入ったり、席主をしたりでやりくりしました。
初級クラスは久しぶりの担当でしたので新鮮でした。
昨日は有段・Sクラスの教室でしたが、新しい試みで50インチのTVでパソコンをつないで大盤解説をしてみました。
駒の操作は戻したりするのがスムーズな点が便利でした。
大盤では戻すときは、持ち駒を間違えたり、歩の数を数えるのに時間がかかってしまうことがあります。
かなりスムーズに解説が出来たと思うので、今後も有段・Sクラスはこの形で行っていこうと思います。
中級クラス教室については従来通り普通の大盤で解説します。
明日火曜日は毎週あります、大人クラスの教室とオンライン教室です。
2月からメールでお悩み相談の新企画も始まります。
2024年2月よりお試し企画!! メールでお悩み相談!
メールで将棋のお悩み相談を承ります。
ご自分の対局で疑問に思う事など、この局面はどう指すのかなど、局面又は棋譜をメールで送ってください。
メール→4041shogi@gmail.com
ご相談、お待ちしてます。
昨年私の門下で奨励会を受験した上海の陳一廷君は1月26日から2月4日まで日本に来ます。
1月28日の研修会に参加して、正式に入会になります。
28日の他はたくさん津田沼店に来て将棋の実力を上げてがんばるでしょう。
ぜひ陳君と指してみたい方はご来場いただけますと幸いです。
今年は奨励会試験を合格してほしいです。
昨年の夏は青野照市九段と上海に行き、青野先生の書かれた勝負師たちの系譜でも外国人棋士誕生期待の記事に陳君のことが載っています。
写真は昨年夏の杏林堂杯の模様です。
青野先生が陳君の対局を観戦しています。
シャンチーの方では27日土曜日、中級クラス教室のあと、立石地区センターでの練習会に参加します。
2月12日(月祝)の定例会は仕事が入らなければ行く予定です。
次の大会は3月23日快速トーナメントです。
その次の4月28日、29日が全日本選手権で最も大きな大会です。
全日本選手権に向けて力を付けていきたいです。