私が“我慢の呪い”から自由になれた日

 

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「我慢しなさい」

「人のために尽くすのが美徳」

「自分を犠牲にしてこそ愛」

 

そんな言葉を、私は小さなころからたくさん聞いて育ちました。

キリスト教の教えの中で、“自己犠牲こそが尊い”と信じていたからです。

 

誰かのために尽くすこと、譲ること、耐えること――

それが“良い人”の証だと信じて疑わなかったのです。

 

 

ご機嫌でいることに罪悪感を感じていた私

 

だから私は、どんなに疲れていても笑顔でいようとしました。

自分の気持ちよりも相手の気持ちを優先し、

「自分さえ我慢すればうまくいく」と信じていました。

 

でも、そんな生き方を続けているうちに、

心がだんだん空っぽになっていくのを感じたのです。

 

ある日、鏡を見たとき――

そこに映っていたのは、「誰かのために」生きてきた私で、

「私自身のために」生きることを忘れた女性でした。

 

 

「ご機嫌でいること」に出会って

 

そんなある日、“引き寄せの法則”という言葉に出会いました。

「自分の波動が現実をつくる」――

最初は半信半疑でしたが、学ぶうちにハッとしたのです。

 

**「我慢している私が引き寄せているのは、我慢したくなる現実」**だと。

 

私はずっと「幸せになりたい」と願いながら、

心の底では「我慢しなければ愛されない」と信じていたのです。

 

それに気づいた瞬間、涙があふれました。

 

 

ご機嫌がご機嫌を呼ぶ

 

それから私は、少しずつ「ご機嫌でいる練習」を始めました。

お気に入りの香りをかぐ。

ノートに「今日よかったこと」を三つ書く。

 

たったそれだけのことでも、

心がふっと軽くなるのを感じました。

 

そして不思議なことに、

私がご機嫌でいると、周りの人も優しくなっていったのです。

 

まるで、私のご機嫌が“ご機嫌な出来事”を呼び寄せているようでした。

 

 

我慢の呪いを手放したら、人生が動き出した

 

昔の私は「ご機嫌でいるなんて、わがまま」と思っていました。

でも今は違います。

 

自分をご機嫌にすることは、愛のかたちのひとつ。

それは誰かを傷つけることではなく、

自分を満たし、溢れた優しさで人を包む生き方なのです。

 

「我慢の呪い」から自由になった私は、

ようやく“本当の意味で人を大切にできる自分”に出会えた気がします。

 

 

最後に

 

ご機嫌でいることは、努力でも偽りの笑顔でもありません。

それは、自分を責めずに“今ここ”を感じる力。

 

もしあなたが「我慢ばかりで苦しい」と感じているなら――

どうか一度、自分のご機嫌を最優先にしてみてください。

 

きっとその瞬間から、

あなたの人生にも“ご機嫌な出来事”が静かに動き出します。

 

 

ご機嫌ファクトリー主宰/ご機嫌デザイナー

KAZUE