ポピュラー音楽のリマインダー/ドリス・デイ | マスメディア報道のメソドロジー

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2019年5月13日に偉大な歌手で女優のドリス・デイが亡くなりました[CNN]。享年97歳です。

ドリス・デイはジャズのスタンダードを歌うことも多く、ときにジャズシンガーと呼ばれることもありますが、彼女こそ最高のポップ・シンガーであると私は思っています。彼女ほど原曲をストレイトアへッドに歌って表情豊かに美しく聴かせてくれる理想的な歌手は他にいません。この記事では年代順に彼女の残した歌唱を追っていきたいと思います。

Sentimental Journey

第二次大戦の終戦時に大ヒットした彼女のデヴュー曲です。悲しい歴史の転換期に「感傷旅行」を歌ったこの曲は全米No.1になり、時代を象徴するミリオンセラーとなりました。わかりやすい美しい発音で正確に4ビートをヒットさせる歌唱スタイルは新しい時代の幕開けに相応しいものでした。

My Dreams Are Getting Better All The Time

センチメンタル・ジャーニーに続く全米No.1ヒットです。

Day by Day

ジャズのスタンダードです。彼女がこの曲を歌うとDay by Day by Dayになります(笑)

Love Somebody

バディ・クラークとデュエットした軽妙なスウィングです。

The Very Thought Of You

ジャズのスタンダード曲を映画で歌ったものです。

With A Song In My Heart

こちらも同じ映画での歌唱です。カーク・ダグラスがトランぺッターを演じています。

Tea for Two

有名な「二人でお茶を」を同名映画で歌っています。

April In Paris

「パリの四月」も同名映画で歌っています。ストリングスをバックに切なく歌い上げるこのテイク、彼女の歌唱の中でも一番好きです。本当にうまいです。

Secret Love

全米No.1!

Love Me Or Leave Me

ジャズの名曲をストリングスをバックに歌っています。

Que Sera, Sera

この曲は本当に最高です!
ちなみに、この「ケ・セラ・セラ」と「こぼれたミルクは元には戻らない」と
「能ある鷹は少しずつ爪を出す」が私の座右の銘です(笑)

Que Sera, Sera in movie

ヒッチコック映画でのクリップです。この映画も最高ですね!

Teacher's Pet

クラーク・ゲイブルと共演した「先生のお気に入り」です。



大歌手で大女優のドリス・デイ、静かにこの世を去りました。
時は相変わらず静かに流れていますね。