山尾志桜里議員のガソリン代は多いのか?比較分析してみました(笑) | マスメディア報道のメソドロジー

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山尾しおり議員 25万円



2012年(平成24年)に地球5周分のガソリン代を政治資金報告書に記載した山尾志桜里議員(愛知第7区)ですが、この金額が他の議員に比べて多いのか???

[政党支部の政治資金収支報告書(平成24年分)]をしっかりと調べてみました。

以前記事[相変わらずの民主党のおバカ質問(笑)]でその発言を詳しく分析しましたが、山尾志桜里議員と言えば、ヒステリックな【感情に訴える論証 appeal to emotion】を得意技とする民主党を体現しているような議員です(笑)。民進党が山尾議員を政調会長に起用したのは、民主党が相変わらずのポピュリズム路線で行くことを宣言したようなものであると私は思っています。

さて、早速、調査結果を示します。2012年の愛知県の各選挙区(全15区)における政治資金収支報告書に記載されているガソリン代を全部引き出してみたのが次の表です。

愛知県選挙区のガソリン代2012 山尾志桜里議員含む

愛知県の選挙区(wiki)
(愛知県選挙区の地図については、wikipediaより引用)

表を見てわかりますように、山尾志桜里議員のプリカの入金回数が異常に多いことがわかります。また、逆に、自民党がかなり明朗会計(笑)で額も低いことがわかります。なお、念のためですが、選挙区以外の政治資金についても調査する必要があることを断っておきます。今わかっているだけでも、民主党近藤議員は政治団体で1109274円、民主党赤松議員は政治団体でさらに296453円、民主党杉本議員は政治団体でさらに79485円、民主党齋藤議員は参議院の支部で1240599円のガソリン代支出があります。

ここで、選挙区ごとに民主党と自民党でガソリン代を比較したのが次の表です。

愛知県選挙区のガソリン代2012比較 山尾志桜里議員

この表を見ると明らかですが、山尾志桜里議員のガソリン代は同じ選挙区の鈴木淳司議員の約6倍であり、換金可能なプリカの入金が異常に多いことがわかります(笑)。山尾志桜里議員は、安倍首相が25万円のパート代の例を出したことに対して、庶民感覚がないと鬼のように怒りましたが、そのパート代とほぼ同じ金額を毎月ガソリン代のプリカに投入していたと言えます。もちろん、一人のパート代と選挙活動費を比べてもどうしようもありませんが(笑)、山尾氏が二言目には口にする普通の主婦のパート代の2倍の金額をかけて、必要とは思えないほどの距離を走行していることは事実であると言えます。

ただ、民主党愛知県選挙区には上がいます。赤松広隆議員は地球7周分のガソリン代、伴野豊議員は山尾議員とともに地球5周分で赤松議員を追っています(笑)。



以上、定量的に見ると、必ずしも山尾議員だけが地球5周ではなく、赤松議員と伴野議員というライバルが存在していることがわかります。ただし、プリカを大量に購入しているのは山尾議員ただ一人です。庶民感覚を根拠にして政府の議員を罵っている山尾議員は、少なくともこの異常なプリカ代が本当に正しく使われたのか?合理的な説明をする道義的責任があると考えます。少なくとも使用している車の走行距離については明らかにする必要があると考えます。もちろん、法的拘束力はありません。ただ、その信用は地に落ちるでしょうね(笑)。

それと赤松議員も、なぜ地球7周分もガソリンが必要だったのか?、めちゃくちゃ興味あるので絶対に説明してくださいね(笑)



<追記>

テレビ「モーニングショー」によれば、2012年当時、山尾志桜里議員の車は最大で6台あったそうです。選挙区の端から端まで多く見積もって50km、これを毎日1往復すると100kmなので、100km/台・日×6台×365日=219000km/年≒地球5周分/年です。つまり、365日休みなく、計6台が選挙区の端から端まで往復していたとすれば、辻褄が合いますよ(笑)。当事落選中の政治家がこんなおバカな選挙資金の無駄遣いするわけないと思いますが、それ以外考えられませんのでそうなんでしょう(笑)。