こんにちは。
３７年間の公務員生活から一転、好きなことで起業！！
苦手をできるかも？に変える初心者向け洋裁教室を和泉市で運営。
アラフィフ世代のごきげんな女性を増やす
大阪着物リメイクアーティストの藤原計子です。
今日もお読みいただきありがとうございます。
エプロンチュニックを作ったあと、ブラウスを作ろうということになって、
2ｍ弱で取れるブデザインデザインを生徒さんと考えました。
そして、長めのお袖が欲しいということで、
お袖続きのブラウスを作ることに。
2ｍ弱だと、お袖を別にとると生地が足りなくなるからです。
そして、いざ型紙を引いて、裁断まで。
ここからがアクシデント発生！！
縫い代のラインにチャコで印をつけたので、後は裁断するだけになっていたので、
もう安心していたら、
「あーーー！！」って。
チャコのラインのところを裁断せずに、
型紙のラインで裁断しちゃってました。
前身頃の輪になっている中心部分を切ってしまっていたのです。
もう裾も裁断していたし、脇も裁断していたので、
ずらすこともできず、アチャーーってなりました。
でもね、ここで諦めては駄目なのです。
方法はまだあって、
少し切ってしまったところはそのままにして、
本来の裁断するべくところを裁断し、
間違えて切ったところは、同じ布を貼って切ったことがわからないように補修しました。
そして、ここから。
前のえりぐりをもう少し下げるように型紙を書き直して、
補修したところが、縫い代になるようにしました。
こうすると、切り目が縫い代部分となり、外に出てきません。
衿の長さが少し変わってくるので、衿の型紙にも補正を加えて、
問題が発生しないように整えます。
切ってしまった箇所によっては、どうしようもないこともありますが、
たとえ間違えたとしても、諦めないでどうしたらできるかを考えること。
そのことの方が大切なのです。
洋裁をやっていて、失敗なんていくらでもあります。
失敗したから駄目だなんて思わないで、
どうしたら直せるかを考えると、頭の体操にもなるんです。
全ては臨機応変。
着用できるものを作られればＯＫなのです。
生徒さんは、一瞬あーーーと思ったのか、固まっておられましたが、
何とか裁断できて、無事生地も無駄にしないようにできて、
ほっとされたようでした。
やってると、いろいろありますよね。
私だって、数々の失敗をやらかして、あーーー！！ということはありました。
でも、それだからこそ、工夫の仕方がわかるようになったのですから
人生万事塞翁が馬なのです。
洋裁にご興味のある方は、下記までお問い合わせくださいね。
お待ちしております