今は冬。天候ほど、あてにならないもの

はない。ゴルフで気になるのはまず天候。

昨日雨混じりの気温だった。

今日は昨日より2度低い15度の予報でど

うなるのかと思い出かけてみる。

 

わからないものだ。風を感じず、この時

季にしては、ゴルフ日和だ。それに、も

う、かの女ら二人が来ている。

 

クラブからスタート室にゆく間にモミジ

の樹が紅葉している。

久しぶりのゴルフ。随分、御無沙汰だ。

 

 

随分の御無沙汰のラウンド。

咲いて、染まってわかるコースの樹々。

クロガネモチの樹に紅い実が付き、あの

得も知れない香が漂う金木犀の花は咲き

終わる。それに高く茶褐色に染まったメ

タセコイアの樹が立つ。

 

 

 

自然の移り変わる景色をみて幸せという

ふたり。

杉の樹にはたくさんの実が付けいていた。

この実は、季節が移ると厄介な花粉にな

り、かの女らを手こづらせることになる。

 

ラウンドできるだけで、もう幸せだとい

うが、仲がよいが、ともに負けたくない

ようだ。プライドがある。それでいて一

度も練習もしないでやってくる。

忙しいなかでのゴルフだ。

 

 

 

何があるかわからないのゴルフ。

ゴルフは18番ホールのカップに、ボー

ルが入るまで、わからない。

ホールごとに同じ調子ではいかない。

ゴルフは、まるで、ひとり芝居のよう

だが、パートナーもそうで、上り下り

の波があり、たがいの体を結びつける

快い情を交わすことが大切だ。

 

ゴルフは、まるで、夢芝居。

異母姉妹だが似ていて、似てないふたり。

姉はぼくの担当医で、妹はAIの脳医学の

医師で、夫は海外暮らしで、二人は、と

もにほぼ独り身と同じで、ぼくは性依存

症で療養中の身、ふたりに治療を受けて

いる。

 

 

 

ふたりのことはわかりようがない。

ぼくはというと、これを幻想、幻覚とい

うのか、ベッドでも、姉と妹との区別が

できなくなっている。

 

艶女医曰く。

担当医は「はっきり言いなさい、何がし

たいんか」とよく言う。ぼくは「肌にふ

れたい」と応える。一方の妹の女医には

「今が一番ですよ」とよく耳にする。

ベッドで、まるで夢のような景色をゴル

フのなかで艶女医が登場する夢枕をみる。

今朝方に白衣の担当医がベッドに来て、

「どんな夢をみましたか」と尋ねられる。

 

 

 

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