day 45
今日は機嫌よく
『おはよう!』
と笑顔で挨拶してくれて、
『ぼく今日頑張ったんだよ!』
と、嫌いな褥瘡の処置を
終えた事を教えてくれた。
咳が少し出ている。
オシッコの出はあまり良くない。
今日は対戦はしなかったけど、
ゲームしているところを見たいと言うので、
私がやっているのをしばらく見て、
終いには下手くそ呼ばわりされていた私…
ここ最近hideのストレスが気になる…
ストレスが溜まっても、
今のhideは、
思いきり何かをするという事もできず、
周りの大人にわがままを言ったりして
困らせるという手段でしか
発散出来ていないように感じる。
でも、溜め込まずに吐き出しているから、
まだ良いのかもしれないな。
早く様々なストレスから
解放してあげたいなぁ…
夜はどうぶつの森のDVDを見た。
胸の水は白さが減ったように見える。
熱の動きに注意していく。
感染症も疑って見ていく。
免疫グロブリンを入れる事も検討する。
口腔内:発赤なし。白苔はないが黄色調に変化。
肺野:ラ音なし。エア入りやや不良
心臓:心雑音なし。
腹部:膨満、腸雑音やや弱め
皮膚:浮腫なし、皮疹なし。
WBC 11000
Hb 7.7
Plt 37000
TP 4.8
Alb 4.1
BUN 4.1
r 0.86
UA 3.8
AST 83
ALT 27
T-Bil 51
CK 9
Na 143
K 4.5
CL 101
Ca 10.2
BGA(V)
pH 7.409
CO2 53.9
HCO3 33.4
尿生化
Cr 23
Na 38
CCr 33.2ml/min/1.73sqm
FeNa 0.99
RFindex 1.43
解熱しておりCRPの上昇はなし。
血球は変わらず。
#胸水・呼吸障害
SpO2は90前後で推移。
聴診上、血液ガス上増悪なし。
#腎機能
バランスはまずまず。
ラシックス30mg×4で尿量は確保できている。
CCr横ばい、腎性の機能低下が続いているか。
アルブミン本日で一旦中止。
体温37.3℃ 体熱感ありクーリング継続中。
HR:110-120台 Bp:110/58
酸素5LカヌラにてSpO2:90-91%で経過。
時折88-89%まで経過みられるが、
カヌラの位置や体位調節にて速やかに改善。
日中著明な低下なし。
肺エア入り下肺聴取ほとんど出来ず。
上肺は良好。
乾性咳嗽単発であり。呼吸苦なし。
OUT 170g(Hr)+10g(KOT)/6-12時
バランス+88 ラシックス30mgiv実施。
茶褐色尿に時折血性尿混じることあり。
極小さなコアグラ混入+。
便は黄色-茶色粘液便。
本日11時にて持続投与のアルブミン終了。
『10時にやる。』
『早くしてね。』
『だってさー、これ嫌なんだもん!(泣)』
午前中Nsにて褥創処置実施。
左右側腹部および仙骨部、右臀部の褥創は
軽快傾向にて滲出液なく乾燥している。
生食洗浄し、アズノール+トレックス貼布。
左臀部に2×4cm程の褥創新たに形成あり。
表皮剥離しており、中央部薄っすら赤くなっている。
他の褥創部と同様の方法で処置施行。
午後自分でトレックスを剥がしてしまったため
貼り直し行ったところ、大啼泣し拒否、
ベッド上で大暴れする。
Nsおよび母・祖母に説得され、
30分程してようやく納得される。
『眠いー。』
『眠らして。』
『何かないの。』
夜間2時間程入眠しているも熟睡感なく、
上記の訴え強く聞かれている。
HR:110-120台にて経過。
SpO2:88-90%前半にて経過。
(酸素5Lカヌラ)
側臥位にてSpO2上がってくる。
体温最高37.9度 クーリング継続。
IN-OUT 0-0時 IN1036 OUT782
バランスIN+254
18時閉めIN271 OUT154 便10
バランス+107
0時閉めIN 241 OUT200 便20
バランス+21
6時閉めIN154 バランス+67
呼吸苦の訴えなし。
定期のラシックス実施されている。
本人は眠れない事が一番苦痛を感じている様子。
夜間ラウンド時毎にCV刺入部触っており、
ガーゼ保護剥がれてしまっていた。
包交し直し、上から再度ガーゼ保護し、
掻痒感に対し、ローション塗布し対応した。
固定についても剥がれやすく固定し直した。
剥離が広がることはなかったが、
時折掻爬することあり出血見られる部位あったが、
速やかに止血されていた。
時間毎に体交実施。