先日の雨の際に、行ってきた「京都文化博物館」
以前に紹介した京都国際マンガミュージアムもある、地下鉄・烏丸御池駅の近くにあります。
この博物館にある常設展ですが、京都の町の成り立ちを解説した展示があります。
その一面に、京都を描いた巻物・屏風絵を映し出す「絵巻回廊」と呼ばれるものがあって…
平安時代 (絵巻名を失念…)
鎌倉時代 『一遍上人絵伝』
室町時代 『洛中洛外図屏風』 歴博甲本
江戸時代 『洛中洛外図屏風』 歴博F本
これを映し出して、当時の町の様子を解説しているものがあったりと、京都のことを詳しく知りたいという方にはオススメだったりします。
ただ、常設展はさほど量がある訳ではありません。
むしろ、京都文化博物館は、企画展が充実しているという印象です。
今回は…
○ 「祇園祭」の鉾についての展示
○ 江戸時代の町衆の様子を描いた「誓願寺門前図屏風」にまつわる特別展
○ 丸紅の所蔵の小袖コレクション
○ 京都の戦前の前衛芸術家の展示
これらの内容が2~3か月で入れ替わっています。
京都に縁のあるものが、色々見られるので、特に興味のある展示がある時は、十二分に楽しめます。
今回は特に祇園祭関係や、江戸時代の町中の様子をうかがえる展示は、見ていて楽しかったです。
文化博物館には別館もあります。その建物が最初の写真のもの。
元が日本銀行の京都支店の建物だというのもあって、明治のこんな重厚な雰囲気が残っています。
ここがちょうど三条通に面した所で、明治から大正になっても、三条通は重要な場所でした。
それだけに、銀行・郵便・電話局・新聞社…などなどが建ち並んでいた場所でした。
河原町から三条通のアーケードを抜けて行くと、古い建物を所々で見かけるのもそのためです。
【 電子書籍 Amazon Kindle発売中 】
いずれも kindleunlimited(読み放題)の対象です!
2021年5月の新刊!
「鉄道唱歌でめぐる沿線写真集 関西編(上) 大阪~伊勢」
「京都観光のいろは」
京都観光のお得なパス、スケジュールの組み方など
元旅行業者×京都在住の私がお答えします
<トラベルライターとして活動中>
国内外の現地情報、旅行手配、歴史、外国語を軸に、
記事執筆&講演活動をしています。
<よろしければアメブロ・SNSのフォローどうぞ>
ツイッター
メインアカウント / 旅行・歴史アカウント / 外国・外国語アカウント
<個人事業主様向けに文章書いています>
プロフィール作成、仕事・紹介文の作成、リライト承っています。