「Go to トラベル」の見直しは不要 感染拡大と相関はありません | トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

トラベルライター・歴史研究家・英語/ドイツ語トレーナー 山内一輝のブログ

トラベルライターとして、歴史・旅行に関する執筆・講演活動をしている山内一輝(山内かずてる)のブログ。個人事業主向けにプロフィール・個人活動冊子の文章作成も手掛けています。英語・ドイツ語を教えていた経験あり。国内外問わず、城や古い街並みを巡るのが好き。

この三連休前からコロナの「陽性者」数が増えたために、「Go to トラベル」を見直すなどという話になってしまいました。


正直、「何で?」というのが私の感想です。

「Go to トラベルやめろ」と言っている人たちは、当の提言をしている分科会の提言は最低限読んで発言していますよね。

 

分科会から政府への提言(令和2年10月23日)

 

 

これ、旅行する時もそうですし、イベントする側にしてもそうですし、

飛沫感染にさえ気を付ければ、今まで通りできることです。

 

要注意なのは、長時間の飲食・飲酒、マスクなしの会話、狭い場所での滞在…

 

少人数の旅行は容認されても然るべき内容です。

(現地で大宴会した場合は知りませんが…)

 

基本的には飛沫感染。

手洗い・うがい・密閉空間でのマスク、あとは栄養と休養で何とかなるレベルの話なんです。

 

旅行行くなとか言っている人は、未だに会社の慰安旅行か何かを想像している時代遅れな方々が多いんでしょうか?

そういうものではないんですよ。

 

コンサートもそうですし、スポーツ観戦にしたって、「声援」などをどうするのか、というのはありますが、できる内容ですよ。

こういう余暇・遊びの部分がないと、人は生きていくのがつらいものです。

 

それゆえに、今年、本当にしんどい思いした人は少なくないかと思います。

それでこれ以上、我慢させて、旅行や楽しみの部分をがんじがらめにしていく理由はあるんですか?

それで心を病む方がよほど問題です。

 

 

でも、コロナの「陽性者」が増えたしと言い出すでしょうが、それにしても関係性はないでしょう。

 

 

福岡市長の高島さんの記事です。

 

おかしいことに、「Go to トラベル」が始まって2週間ほどで「陽性者」が言うほど増えていませんけどね。

これで「Go to トラベル」をやり玉に上げられたら、たまったものではないです。

 

 

そもそも日本の「陽性者」で1000~2000人/日程度と言っているレベル。(11月現在)

 

ロックダウンしたドイツで、感染者が1.5~2.5万人/日で、死者が250人/日程度です。

同程度の時は、通常の経済活動に戻していました。

 

少し過剰反応すぎやしませんか?

 

 

旅行が感染拡大の原因というのは、根拠のない言いがかりです。

そんな言いがかりレベルの話で、楽しみを奪われるのは、正直我慢ならないのです。

 

「Go to トラベル」に限った話ではなく、楽しみこそが人を突き動かしてきた部分は多分にあるのです。

そして、それで食い扶持を稼いでいる人は少なくないです。

 

その人たちが、食い扶持を失ったとしたら、それこそ大事になります。

 

 

以前は私が「Go to トラベル」に疑問を呈していたのでは?と言われる方もいるかも知れません。

 

セーフティネットを重視すべきでは、とは思っていますが、何らかの方法で遅かれ早かれ民間に需要喚起のために税金を投入する必要はあるとは考えています。

その意味で、「Go to トラベルキャンペーン」のようなものは確かに打つ必要がある政策なのは理解しています。

 

ただ、業界が偏り過ぎていて、プロセスがおかしいから、批判しているだけです。

(それゆえに、自民党政権は変えるべきだとは思っています。)

 

この辺りは以前の記事か…

元旅行会社勤務の人間が Go To Travelキャンペーンについて思う所

旅行の標準約款すら知らない政府が「Go to キャンペーン」を打つ 不自然さ

 

あるいは、こちらの動画をご覧ください。


 

旅行業なんてなくてもいいとか言う人間もいるようですが…

それ、手前の仕事で同じこと言われて腹が立たんのか?と思いますね。

 

経済基盤を失うことは、生きるか死ぬかの話です。

その言葉は「お前、死ね!」と言っているのと同じことです。

 

こんな言いがかりによる人災で仕事を失ったとあったら、悔やみきれませんよ。

そして回り回って、あなたの経済基盤も失いかねない話です。

そして、旅行・エンターテイメントが消え去った後、あなたの心は持つのでしょうか?

 

だから、根拠もなく旅行が感染源だなどという妄言は二度と言わないで欲しいのです。

そして、それは社会全体を経済的な死や、心理的な死に追いやりかねないのです。


<電子書籍 Amazon Kindle で発売中>

いずれも kindleunlimited(読み放題)の対象です!

 

11月の新刊! 「京都観光のいろは」

 

京都観光について、

○ 快適な巡り方

○ お得なパス

○ スケジュールの組み方など

元旅行業者×京都在住の私がお答えします

 

 

 

鉄道旅行の面白さを描いた一冊

金沢・新潟・長野など北陸新幹線沿線の途中下車の旅を描いています!

 

 

山内一輝 電子書籍 既刊

 

 

<トラベルライターとして活動中>

国内外の現地情報、旅行手配、歴史、外国語を軸に、

記事執筆&講演活動をしています。

 

ライター・電子書籍作家 山内一輝のHP

トラベルライター 活動内容&メニュー

執筆&講演のお問い合わせ・ご依頼はコチラ

 

 

<よろしければアメブロ・SNSのフォローどうぞ>

アメブロ 

FB

ツイッター

メインアカウント / 旅行・歴史アカウント / 外国・外国語アカウント

 

 

<個人事業主様向けに文章書いています>

セルフマガジン(個人活動冊子)の作成メニュー

その他の個人事業主様向けメニュー

プロフィール作成、仕事・紹介文の作成、リライト承っています。

 

ライティングメニュー お問い合わせ・ご依頼はコチラ