衣装デザイナー・時広真吾さんとの出会いは、僕がまだ新潟に在住してた2006年、「りゅーとぴあ能楽堂シェイクスピアシリーズ」の『冬物語』ルーマニア公演。
同じ山口県出身の方で、独特の、おそらく世界で唯一無二の、独自のセカイを織り上げている方。
(これは2007年「ハムレット」)
時広さんの生み出す衣装を纏うと、不思議と勇気が湧いてくる。
エネルギーに包まれて、
カラダに風が吹く。
(新潟の海岸にて)
集中力が増幅されて、脊髄を通り抜ける。
(2010年四つの花の会vol.4「月の浜にて、星を待つ」@新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ能楽堂、鏡の間)
大げさじゃなく、本当にそうなんです。
ハムレットのニットを纏えば、こんな自分にもなれちゃいます。
舞台衣装は、ただの服装ではなく、肉体の一部として共に躍動し、血を供給してくれる。
自分ではどうにもならない巨人相手に立ち向かうための強力な甲冑にもなる。
それが、衣装の力。
身方につければ、どこまでも遠くへ連れて行ってくれます。。
時広真吾さんのホームページです。気になる方は、どうぞご覧ください!
http://www.shingotokihiro.com/