前回は
生月、生年中殺について書きました。




これらと比べると
生日中殺はちょっと複雑です。



生月、生年中殺は
自分(日干支)の天中殺が

月柱または年柱にありました。


自分には理解できないものが

社会や、家系にある。

たいして
生日中殺とは何かというと。



家系(年干支)の天中殺が

自分(日柱)にある状態。


ワタクシめの命式を例に。



天中殺は上の段が日干支の、

下の段は年干支のものです。

この命式の場合、

自分は辰巳天中殺ですが、

月柱と年柱には辰も巳もないので、正常。


しかし!

年柱の天中殺が、子丑。

つまり年柱は、子と丑のときバランスを欠く。

エネルギーを受け取れない。

という仕組みです。


この命式では日柱の地支が【子】なので

年柱(親、先祖)から見た日柱(自分)が、

理解不能。


つまり、自分が、親から理解されない。

生日中殺は、受け身の中殺なのです。

親が自分に対して、
おめー意味わかんねーよ、って言ってる。


なつかしいなコイツ(笑)




こっちからしたら
そんなん知るかよ、って感じですが。。。


親に理解できないだけで
自分からは社会も親も見えているので

え?うちの親、なんで??ってことになる。

自分からは

ちゃんと親が見えてるし理解できてる。
なんなら親より他人の方が
自分のことをよく理解してくれたりもする。

なのに親だけが
「この子意味わかんない😱」

って言ってるんだから
おいおいしっかりしてくれよ・・・てなるよね。

むしろおめーが理解不能だよ、と🤣



でも、そんな風に思えるのは

大人になってからです。
幼少期に親にずっと

そんな風に思われて育ったら、

心に傷を負いまくりますし
まぁまぁ性格ゆがみます。


そう、
生日中殺の怖いところは
人格形成に超大事な幼少期に
親からのダメージをめちゃくちゃ受けやすい

ということなのです。


常に親からこんな反応されたら、そりゃ辛いわ🤣🤣🤣





逆に
親が混乱しながらも(笑)
その子の個性を見守って

フォローしてあげられれば
すくすくと育ちます。


特に25〜30歳くらいまでは、

親次第でどうとでもなる宿命ですね。
その後は、根性でどれだけ自分を取り戻せるかの勝負。


そういう意味では、
生日中殺の人自身は

そんなに変人ってわけでもないのかな?
でも生い立ちが異常になりやすいから
やっぱり変人率が高いかも。




変人のタイプでいうと、
生月、生年中殺は
成長するにつれて

自分で意識的に

変人としての能力を開花させて

使っていく必要があるけれど、
生日中殺は
気付いたら勝手に変人に育ってたって感じ。

生月と生年は
やろうと思えばある程度、中殺を抑え込める。
日柱は正常だからね。

でも生日は
どうやっても自分の異常さを隠せない。
家系の洗脳、呪いだから。


うーん、やはりキツイな。。。



この3つの中殺は
並べて語られることが多いけれど、
仕組みから考えると
生月&生年中殺と生日中殺とは
全く質の異なるものだと私は思っています。




余談ですが、
宿命中殺には他に
日座中殺というものもあります。

これは単純に、
日干支が甲戌、乙亥、庚子のどれかの人。
※庚子は流派によっては該当しません。

これについてはまだ検討してないので
(なんでこの干支なのか理解できてない・・・)
なんかわかったらまた書きます。



宿命中殺があった方がいいのか

ない方がいいのか
そんなことは考えても無意味ですので、
ご自身の命式を素直に見ていてください。

もしこれから出産するなら、
中殺がある/ない日を選んで産むとかは、

まぁできるのかな?
そんなうまくいくかねー?とも思うけど・・・


結局、自然の摂理ですね。
いつ産まれるかは、自然の摂理。

「生年月日は自分で決めて生まれてくる」

っていうときの「自分」とは、

自我のことじゃないです。
この世界そのもの、ってことです。

だって自然=私ですよね。

世界=私、でしょ?






 

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