(前回からの続きです)
生年は乙巳 空間は乙、時間は巳
乙は仁徳、人を生かすことによって自分を生かすことがお役目です
生月は戊子 空間は戊、時間は子
戊土性という空間が「役目」、子水性という時間が「行為」に当たります。
戊 ・・・ 戊というのは土性で、ここから役目としては「引き付けるという魅力本能を発揮する」という役割がありますが、この「魅力」という本能は他の4つの本能(守備本能、伝達本能、攻撃本能、習得本能)が完全燃焼してはじめて発揮することが出来るという、間接的でなかなか発揮のムズカシイ本能です。
戊は陰陽でいうと陽の気なので、有形のカタチを取るので、組織を作ったり、経済力や社会的地位や名誉を土台とした信用・信頼を得ることがお役目です。
生日は庚申 空間は庚、時間は申
庚金性という空間が「役目」、申金性という時間が「行為」に当たります。
庚 ・・・ 庚というのは金性で「攻撃本能」を有しています。
ここから役目としては「前進力」ものごと推し進めていく力を発揮すること。
庚金性は「新しい世界や新しい時代を作り出すお役目」があります。
この3つを並べてみた時、あらためて私の頭の中に「こうありたい」「こういうものを作りたい」と思っていることと一致していることに、いまちょっとびっくりしています。
完全なる絵空事なので、書きませんが(笑)
ただそうして頭の中にある「こういうものを作りたい」という「乙+戊+庚空間」に”価値”は付きません。
この役目をいかに実行するか、実行するところに「存在価値」が生まれてきます。
思っているだけではダメなのよ~ってことなのです
じゃあどう実行するのか?
発揮の仕方は、時間が教えてくれます。
役目の時は、陽干は有形、陰干は無形でした。
実際の行為としての表し方を陰陽で分けると
理性的に表すのか情性的に表すのかということになります。
乙巳の巳、巳は陰支なので情的に
戊子の子、子は陽支なので理性的に
庚申の申、申は陽支なので理性的に発揮することで、その行為が自然にいきわたることになります。
乙巳、人を生かすという役目は、常に情的な行為の中で行うこと。
戊子、組織を作ったり社会的地位で信頼は、常に理性的な行為によって得られることになります。
庚申、何か新しい世界を作り出すという闘争心(前進力)は、理的な行為の中で行い、決して情的に行ってはダメです、ということになります。
役目と発揮の仕方がわかると、なんとなくイメージが浮かんできます
人間とは、神の精神(十干)が肉体を得た状態なので、人との関わりとは、神さまの精神同士の関わりということになるので、それを陰陽五行を通して考えるとこうなるのですね。
陰陽五行を通して考えるというのは、イコール、天がわたしたちに生き方を教えてくれているということになります。
人間ってかんたんに言うけど、自分たちが気づいてないだけで、一時の間(生まれてから死ぬまで)神さまがにんげん衣を着て歩いてるのと同じですよね
そのにんげん衣を着ている時だけ、神も情的になれる。
だからゆえ、神の精神をもった私たち人間には、情も理もあるわけで、その使い方がとても大事です
『人間の歴史は情によって子へ孫へと伝わり、合理性の中では次代に物事を伝えることは出来ません。そのために「理性は一代、情性は末代」ということになり、自己の有形の闘争を次の代まで受け継がせようとしてはいけません。
「理性は物事を育てることは出来ても、生み出すことは出来ない」これは男と女の間柄に等しく、情で結ばれた男女の間には子供という次代を担うものが生まれますが、育てるのは情ではなく理性であります。
このような理性と情性の差は常にどこかで交叉していて、二つが一体となって初めて物事が成り立つわけであります。』〈原典算命学体系第2巻大衆価値論より引用〉
理性は一代、情性は末代
生み出すのは情、育てるのは理性
情と理を間違えると大変なことになりそうです。
自己の有形の闘争を次の世代にまで受け継がせようとしたり
子どもを情で育てたり、
という話はよく聞きます。
この二点だけでも元に戻すと、
世界はもっともっと平和になるのだと思います。
私の毒親時代はモロに情で育てていました
良い悪いを抜きにして、子育てって情で育てるものだと思い込んでいました
ほんと間違っていましたねェー
子どものことを”自分のもの”という所有物感覚が間違ってるんですよね...
確かに自分で産んではいるんだけど、”成長したら神さまに返すたいせつな預かりもの”と考えなおすと、愛おしさは変わらずに距離を保てて、子育てが少しは改善できると思います。
わたしはこれで乗り切れました
「育てるのは理性」とは、こういうことを言うのかなと、思います。
まちがい・かんちがいは多々あり
そのうえ自論&推測のおまけつきで
同じことをなんども書いては消しをくり返す始末
さらには考え方も変化し続ける進化系
究極はブログ管理が出来ておらず
テーマはあってないようなありさま
また内容のわりにタイトルがかたく
読むとズッコケるパターンではありますが
勉強中につきナニトゾご容赦ねがいます
<(_ _)>
記述のない『青文字』内、図、グラフ等は
青龍塾の講座、青龍先生のブログより引用しています
<(_ _)>
『紫色の文字』は原典算命学体系より
引用しています
<(_ _)>