ここ暫くの間(約4ヶ月ほど)、自分の腎がん治療の話をことをブログにアップしていませんでした(汗)
ということで、今週火曜日(9/18)にキイトルーダの15クール目の投与のため病院に行った話を久々にアップします。
前回の通院をブログに書いてからの体調は、基本的には問題ありません(慢性的な便秘は除く)。
ただし7月に入ってから時々腹痛があり、念のため胃カメラ検査を行った結果、問題は有りませんでした。(腹痛の原因は不明。薬の副作用ではなさそうです)
腹痛は8月になったら治まったので、今は体調に問題無しです。
あと腹痛の期間食が細くなったこともあり、そのお蔭で(!?)体重が66kg台から62kg台まで落ちました。
元々私の身長は169cm程度であり、体重66kgは標準よりちょっと太り気味なので、今は体重を62kgのままで維持している状態です。
さて、治療の話は久しぶりなので(笑)、ここでちょっと治療の話をおさらいします。
現在、肺に転移した癌の投薬治療として、キイトルーダ(免疫チェックポイント阻害剤)とインライタ(分子標的薬)の併用の治験を昨年11月より行っています。
・キイトルーダは、3週間毎に点滴投与。
・インライタ(錠剤)は朝3mg・夜3mgを服用。(6日間服用→2日間休薬の繰り返し)
CTによる検査を最近は6週毎に行っていますが、肺の癌は縮小→現状維持という状態です。
なお、元々肺に転移した数十個の癌の内、小さく映っていた癌(1cm未満?)は見えなくなり、2cm程の大きさの癌(複数)は縮小したままの状態となっています。
前回の診断の際、主治医に「縮小した癌は、残りカスの様な状態で再び大きくなることはない状態なのか?」と質問しましたが、「知見が無いので分からない」とのこと。(答えは、有る程度予想していました)
主治医曰く、免疫チェックポイント阻害剤では2割程度の患者で癌が完全に消失することがあるため、この縮小した癌もそういう状態かも知れない。
一方で、分子標的薬の場合、癌が縮小しても投薬を止めると再び癌が大きくなることがある。
なので、免疫チェックポイント阻害剤と分子標的薬を併用している私の場合、縮小した癌はどちらの状態かは分からないとのこと。
(確かに、現在治験の真っ最中で臨床例を集めている最中であり、私の状態はどちらと断定することは現時点では出来ないと思います)
ただ、主治医は「今のkazuさんの状態は、非常に良い状態です」と付け加えてくれました。
話しを元に戻します。
今週火曜日の午後から、キイトルーダの点滴投与のため病院に行きました。
治験では、点滴投与を行う前に毎回血液(尿)検査と主治医による診断を行い、そこで問題無ければキイトルーダの点滴となります。
今回の診察は午後3時半、点滴は午後4時の予約です。
血液(尿)検査の結果が出るまで大よそ1時間以上かかるので、病院には診察の1時間半前、つまり午後2時には行かなければなりません。
なので午前中は会社で仕事をして、午後半休で病院に行きました。
会社から病院までは電車と徒歩で40分位で着くので、非常に楽ちんです。
病院に着いて、まずは治験コーディネーター(看護婦さん)を呼び出します。
そして、体調アンケートを専用パソコンで入力し、それから採血と採尿になります。
ちなみに採血後に点滴となるため、採血時に腕に刺した注射針はそのままルート確保した状態で診察を行います。
今回は病院に1時頃について、採血終わったのが1時半。
それから診察が始まる3時半までの間、ひたすら待ちます(笑)
平日は地獄の満員電車を避けるため朝5時半には起きており、慢性的な寝不足のため、待っている間は殆ど睡眠時間に当てています(笑)
(たまに呼ばれたのに気が付かずに、治験コーディネーターさんに起こされることがあります(汗))
今回は寝過ごすことも無く、ほぼ時間通りに診察室に呼ばれました。
主治医の先生から体調を聞かれて、すこぶる良好であることを伝えました。(実際には副作用として甲状腺機能障害と便秘が慢性的に有るのですが、薬でコントロール出来ているので問題無しということです)
その後、主治医から「kazuさんは、最初お逢いした時は短髪の印象でしたが、だいぶ髪が伸びましたね」と言われました。
私は、「実は頭頂部の髪が投薬後急に薄くなってしまい、短髪にすると逆モヒカンの様になるので(笑)、ハゲ隠しのために敢えて髪を伸ばしている」ことを告白。
まあ、自分の父親がサザエさんの父親の波平さんの様な頭をしており、将来ハゲることは覚悟していたということと、髪が薄くなったのが頭全体ではなく頭頂部のみに限定されているので、副作用というよりも単に加齢でハゲただけでは?と疑問を持っていることを主治医に話しました。
主治医曰く、副作用で髪が薄くなる時は決して全体的に髪が薄くなる訳ではなく、部分的に薄くなることも普通にあるので、私のハゲも薬の副作用だと思うとのこと。
最近ハゲた理由がはっきりして納得しました(笑)
そんな話で盛り上がっていたら、少し遅れて治験コーディネーターさんも登場。血液検査の結果を見てみると・・・
写真の2枚目の、甲状腺ホルモンに関する数値であるTSHの値が0.187、F-T4の値が1.73と何れも異常値に!(自覚症状は、何も無かったのですが・・・)
私はキイトルーダの副作用で甲状腺機能障害(破壊性甲状腺炎)となり、甲状腺ホルモンを自分の体で作ることが出来ないので、チラージンという薬を服用し、甲状腺ホルモンの補充をしてバランスを保っています。
チラージンの服用によって、TSH、F-T3,FT4の数値を安定させていたにも関わらず、今回異常値となりました。
実は、約3週間前の診察時に甲状腺機能障害の定期的なチェックのため内分泌科の診察を受けたのですが、その前の2回の血液検査でF-T4の値が高かったため、内分泌科の先生もチラージン(甲状腺ホルモン補助薬)の服用量(2.5錠)を減らそうかと考えていたとのこと。
この時は、たまたま血液検査の結果が正常値だったので変更は無かったのですが、今回TSHの値も異常値となったことから、主治医の判断でチラージンを2.5錠から2錠に減薬することとなりました。
その他の値はほぼいつも通り(クレアチニンは、ちょっと下がった!)ということで、特に主治医からのコメントは無かったのですが、自分が気になった点が1つ・・・
写真1枚目の中性脂肪の値がやたら高い!(笑)
最近体重も減って、総コレステロールの値も減少しているのにどういうこと?納得がいきません(笑)
何れにしても、血液検査の結果キイトルーダの投与に影響は無いとのことだったので、予定通り無事4時から点滴投与となりました。
点滴は化学療法室で行います。そこは患者さん1人1人に投与スペースが割り振られており、大きなリクライニングシートとテレビがあります。
なので、いつも点滴中はテレビを見ながら(たまに寝ながら)点滴投与を行います。
点滴にかかる時間は、キイトルーダが45分、その後生理食塩水の投与が15分の計1時間となります。
そうそう、点滴投与する前に看護婦さんから名前と生年月日の確認があるのですが、生年月日を言ったら「先週誕生日だったのですね、おめでとうございます」と一言。
誕生日当日ならいざ知らず、先週の誕生日のことを祝って頂いてとても嬉しく思いました。
それからしばらく誕生日の話題で盛り上がりました。
私が通っている看護婦さんは何れも感じの良い方で、激務の中でも患者に笑顔で接する態度には好感が持てると同時に、非常に頭が下がる思いです。
看護婦さんとの談笑&体調確認も終わり、キイトルーダの点滴投与が開始。
今日はテレビを見ながらゆっくりと過ごします。
そして何事も無く点滴は終了。
その後、新しいインライタを薬局でもらい、精算をしたら時刻は5時過ぎ。
家までの帰路に着くのでした。
・・・その前に、実はパチンコ屋に寄りました(笑)
暫くの間、最寄り駅そばのボッタクリ店でパチスロを趣味打ちしていたら軍資金(へそくり)が底をついてしまい、最近は仕方なくパチンコ(1パチ)で遊んでいます。
その日は、甘デジで5000発(≒5000円)ほど負けてしまいましたが(涙)、翌日にリベンジ!
甘デジのCRFクィーンⅡ D2(1/99)で2000発ほどやられた後に、(前任者が1万8千発ほどマイナスくらって)空き台になっている(笑)MAXタイプのCRSP海物語INジャパンMTD(1/319)に座り、約1000発投資。
その結果は・・・・
一撃10連1万3千発頂きました!
ちなみに、打ち始めは約240回転位から(メモるの忘れました)
322回転 確変(打ち始めから約80回転)
19回転 確変
57回転 通常
15回転 確変(時短中引き戻し)
9回転 確変
24回転 突確
3回転 確変
8回転 通常
34回転 確変(時短中引き戻し)
8回転 通常
105回転 (時短終了)止め
時短中の引き戻しが15回転、34回転と異常なほどの早当りでした!
ちなみにこの台、朝一で1万発出た後に1000回オーバーのハマリも含めて1万8千発程ノマレ。
私が最後に美味しいところを頂きました(笑)
治療中の方は良い効果と長く治療が受けられますように、経過観察中の方は良い状態が継続しますように願っています!