営業が受注すると必要部材を計算し、いっきに発注。部品点数が多いので購買から営業から総出で注文書を発行しまくる。お客と合意した納期が超短納期のため、材料の注文書上の希望納期はいつでもASAP. これでは価格交渉もできず値段は仕入先の言い値。嵐のようは発注と受け入れ処理を乗り越え、一休み。そろそろ価格交渉しようか??と言っているうちにまた次の受注! こういった繰り返しで価格交渉に取り組みたくても取り組めない会社は多い。
良い購買とは時間の半分以上を未来のためにつかう。次の発注を余裕を持って行えるように営業の受注するときの製品リードタイムは何日にしてほしいか伝える。まえもって価格交渉行えるように年間の購入数を見積もるための数字をマーケティング部門へ要求する。大量の注文書をいっきではなく日程的に分割して出せるように発注リードタイムを更新しておく。こういった前仕掛け(未来のための仕事)に時間を使うことで後工程になる発注作業を手早く効果的に行うことができる。
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