担当のだれそれさんが休んだので代わりの人が仕入先に連絡して注文書を入れ無いといけない。そんな時にそのものを

どこから買えばいいのか、その会社の担当者が誰なのか、データベースはあるだろうか。別途エクセル表を見ながら

発注システムに注文先のコード番号を打ち込む、宛先は担当営業がついていないのでブランク、ということは無いだろうか。エクセルの表があっても更新されていない、すべては担当者の頭の中、ということでは仕入先の力を最大限生かした購買への道は遠い。人と同じで会社も一人では生きられない。その道のスペシャリストである仕入先の知見をもって新たな価値を生み出している。注文書を発行できればいいや、ということではそのプロセスは単なる流れ作業。データベースがあることを前提とした上で、購買担当者は仕入先の営業担当を発注プロセスという作業の中に一心同体的に巻き込んで行かないといけない。

購買部門は忙しいので、こうしたマスターを整備する人の仕事は後回しになりがち。しかしサッカーチームのグランドキーパーのように仕事の土台を整備する人は購買のプロセスのひとつの大きな貢献としてしっかり評価しないといけない。