チリの詩人、パブロ・ネルーダ。
若くしてノーベル文学賞を受賞。
彼の本、「CANTO GENERAL」は買ってすぐにパラパラとめくり読んだだけで、長年ずっと本棚の隅で眠っていた。
そして引っ越す時に処分してしまった。
2週間前から受け始めたスペイン語のクラスの先生がチリの人なので、チリについて興味を持ち始めた。
ああ、そういえばネルーダはチリの人だった、と思い出す。
「ネルーダ」という映画があった。
早速観てみた。
うわ、またガエル・ガルシア・ベルナールが出てる。
この人、トム・ハンクスばりに出てるよね。
最初は彼がネルーダの若い頃でも演じるのかと思い気や違った。
共産主義者のレッテルを貼られたネルーダは逃亡生活を強いられる。
そのネルーダを追い詰める若き警部、オスカー・ペルチョノーを演じるのがガエルだ。
全編を通して詩的な言葉でこの映画は語られていく。
エキセントリックなネルーダの言動もユニークに描かれる。
ネルーダの生涯を知るにはまた別の映画を観るか本を読む方がいいだろう。
この映画は芸術作品として描かれている。
これを機会に改めてネルーダの作品に触れたいと思った。
初期の作品をオーダーした。
英訳だが対になってオリジナルのスペイン語も載っているらしい。
読む本が溜まっていく。
6巻ある勝海舟の本もようやく4巻の真ん中あたりにきた。