今朝、チャイナタウンの事を書いていると無性に行きたくなった。
昔、よく食べていた朝食が食べたくなった。
コートを引っ掛け、地下鉄に飛び乗った。
ウォール街近くのフルトン・ストリートの駅で降りる。
いい天気だ。時刻は朝9時。
テクテクと歩いてチャイナタウンにむかう。
グランド・ストリートにある店を目指す。
あった。
「お粥はある?」
「お粥はないけど、うどんの入ったスープはあるよ。」
「じゃあそれと、この何かわかんないけどもやし炒めみたいなやつ頂戴。」
「多少銭(ドゥオシャオチエン)いくら?」
「リャン・クアイ。(6ドル)」
それがこれだ。
これが、マジで旨い!
こんなシンプルなものが。
毎日食える。
記念写真。
この店の向かいに漢方薬の専門店がある。
そこで補中益気湯を購入。なんか最近体調悪いからね。
23ドルだった。
その後もチャイナタウンをぶらぶらしていた。
マリファナ・ブティックがあった。
一度通り過ぎた。
たまには吸うか。
足を戻した。
中国人のおっさんがいた。
「ジョイント一本くれよ。」
「どれがいいんだ?」
「ううん、わかんねーけどマイルドなやつ。」
「これなんかどうだ?」
「何それ?」
「散歩しながら吸うにはもってこいのやつだ。」
「じゃあそれくれ?いくら?」
「15ドルだ。」
「カード使えるの?」
「いやキャッシュ・オンリーだ。」
「オーケー。マッチある?」
「いや無い。」
「ああそう。」
おっさんに金を払って店を出る。
近所のタバコ屋でライターをゲット。
ジョイントに火を付け、スパスパ吸いながらその辺りを歩きまわる。
こういうのもアラスカの旅以来だ。
調子に乗って吸っていると頭がぶっ飛んできた。
オレは大麻は弱いんだ。
だから普段は全然吸わない。
今日はなぜそんな気になったんだろう?
気まぐれだね。
ただいつも吸うたびに脳の許容範囲を少しだけ広めてくれているような効果を感じる。
脳の筋肉のね。
本当のところどうなのかわからないけどね。
ああ、そろそろ帰ろう。
無事に家にたどり着けるのか?