「賢い人ほどアホである」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 何でも理屈で納得して、物の道理が分かっているつもりの人ほどアホだ。自分の傲慢さに気づいていないからだ。とくに学者や宗教家にそのタイプの人が多いが、私はその両方を兼ねているので、たちが悪い。(笑) 神仏の世界は、そんな単純ではない。謙虚に何事にも心開いて暮らしていないと、自分の中の仏性に気づくこともない。

 

「ああ、自宝を知らず、狂迷を覚といえり。愚にあらずして何ぞ」(秘蔵宝鑰

 

 弘法大師もそのように言っている。護摩で多くの人々の祈願をさせてもらっているが、護摩の炎は自分の中の仏性(根源的良心)を気づかせてくれる。そこに尊さがある。あと70回で千回目を迎えるが、ズームでも大丈夫なので、お一人でも多くの方に体験してもらいたいと思っている。「うちのムカデ姫」を通じて毘沙門天から「すみやかに一千回を焚き上げよ」と言われているので、それが何か大きな節目になるのかもしれない。護摩930回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。「弘法護摩&オンライン」は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com)