神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝 

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

護摩祈願・オンラインありがとう禅・ありがとう断食などに関する詳細情報は、町田宗鳳のホームページをご覧ください。ご参加をお待ちしております。https://arigatozen.com/

週に一度、お茶の水にある順天堂大学まで通勤しているのだが、帰りがラッシュアワーにかかり、満員の「痛勤」電車に乗らざるを得ない。都会に暮らしておれば当たり前のことだが、周囲を見回すとクタビレタ顔をしている人が多い。なぜそこまで自分を苦しませる必要があるのか、「もっと楽に生きればいいじゃないの」と考えてしまう。

 

高収入さえ求めなければ、自分で好きなことをして、田舎でのんびりと暮らすことも可能なはずだ。資本主義社会は、どうしても経済的に勝ち組と負け組を作ってしまうが、別に収入や知名度が低くても「負け組」というわけではない。

 

財産や地位に大きな価値に置くのも、一つの洗脳だ。その洗脳から自分を解き放てば、幸せはあちこちに転がっている。都心のタワーマンションを買った若夫婦がローン地獄に陥る話をよく聞くが、典型的な洗脳例だ。どこに暮らしておろうが、自分の価値を生き抜く人が幸せ者だ。

 

他国の軍事的脅威、国内の大災害。日本はつねに危うい歴史を生き抜いてきた。そこには国民一人一人の逞しい精神力があったからだ。だからこそ「痛勤」電車で自分の心身を摩滅させていてはいけないように思う。寺まで車で5分、畑まで徒歩30秒、(行かないけど)アウトレットまで10分、良質の温泉まで車で15分、寺でも自宅でも富士山の全容を仰ぐ毎日だ。それも次々と既成の価値観を断捨離し、My value を生きてきたおかげかもしれない。「魔女の呪い」という恐怖に苛まれながらも、なんとも有難い暮らしをさせて頂いている。(笑) 【弘法護摩1296】

 

19日「オンラインありがとう禅」、20日「冬至・龍虎の祭り」、21日法螺貝教室、22日福徳護摩。台湾ツアー満員御礼。

 この秋、さつま芋・大根・じゃが芋が大豊作だった。40年ぶりに畑作を始めた私にしては上出来だったと思うが、それよりも偉いのは野菜のほうだ。あの荒れた土の中で、よくもスクスクと育ってくれたものだ。つくづく自然の力は凄いと思う。

 

新しい作物を植えるたびに、畝に苦土石灰・発酵鶏糞・発酵牛糞を撒き、何度も何度も旧式耕運機で耕す。頑固な笹の地下茎と石ころが悩みのタネだが、それでも根気よく耕しているうちに、ふくよかな土になってきたのが嬉しい。きっと人間の心も同じだと思う。

 

若いうちは荒んだり、傲慢だったりしても、根気よく修養を積んでいけば、柔らかな人格になっていくはずだ。その証拠に「私を見なさい」とは到底言える人格ではないが、若いうちから、もっと謙虚に、もっと人に優しく生きることを知っていたなら、こんなに波風の多い人生にならなかっただろうにと悔やまれる。

 

今となっては後の祭りだが、せめて棺桶に収まってから、焼香客に「いいお人だったわね」と涙の一滴でも流してもらえるような終わり方をしたい。現時点では「トンデモナイ坊さんだった」と言われそうだから、もう少し頑張って長生きしたい。来春の台湾講演会と同様に、私の葬儀でも「泣きサクラ」を募る予定なので、その節は、よろしくお願いします。(笑) 【弘法護摩1296】

 

19日「オンラインありがとう禅」、20日「冬至・龍虎の祭り」、21日法螺貝教室、22日福徳護摩。台湾ツアー満員御礼。

不思議なことがあるものだ。弘法護摩を焚いていると、相談者が抱えている問題が前世に起因していることが、しばしば明らかになる。それは意図せずして、問題解決の糸口として示される結果だ。ところが、自分の前世を知る目的で護摩を希望される人が稀におられる。今まで三人の人がいたが、なぜか全員が医師だ。

 

そしていずれのケースでも、今生での生き方が前世と深く関わっていることが明らかになった。誰でもいくつもの前世があるはずだが、その中で現世に一番影響を及ぼしている過去世が出てくると思われる。ふつう前世療法では、被験者を催眠状態に置くが、護摩ではそんなことは一切ない。恐らく炎が無意識の読み取りをやってのけるのだろう。

 

今回の相談者は、ルクセンブルグでカトリックの神父として、死の不安に慄く人たちに死後の世界を説いて聞かせていた。それは聖書にも記されていない内容だったが、自分なりの神秘体験を持っていたのだろう。彼は冷たい大理石で出来た教会よりも、独り森の木陰で祈ることを好んだ。当時もてはやされた銀器よりも、木工品のような柔らかいものが好きだった。

 

そして現世では熱心な仏教徒となり、禅や念仏を通じて安心立命の境地に至っておられる。美しい木造家屋にお住まいであることも、前世の記憶と繋がっていると思われる。

 

私も前世の一つでアイルランドの修道士だったことを知っているが、修道生活では農耕も重要な要素だったので、菜園への情熱も前世に由来するのかもしれない。それに元々、黒ビール好きなのも、アイルランド産のギネスビールの記憶なのか、今度、弘法大師に聞いてみよう。(笑) 【弘法護摩1295】 「台北・裏秘境ミステリーツアー」は満員御礼となりました!
 

 

19日「オンラインありがとう禅」、20日「冬至・龍虎の祭り」、21日法螺貝教室、22日福徳護摩。