週に一度、お茶の水にある順天堂大学まで通勤しているのだが、帰りがラッシュアワーにかかり、満員の「痛勤」電車に乗らざるを得ない。都会に暮らしておれば当たり前のことだが、周囲を見回すとクタビレタ顔をしている人が多い。なぜそこまで自分を苦しませる必要があるのか、「もっと楽に生きればいいじゃないの」と考えてしまう。
高収入さえ求めなければ、自分で好きなことをして、田舎でのんびりと暮らすことも可能なはずだ。資本主義社会は、どうしても経済的に勝ち組と負け組を作ってしまうが、別に収入や知名度が低くても「負け組」というわけではない。
財産や地位に大きな価値に置くのも、一つの洗脳だ。その洗脳から自分を解き放てば、幸せはあちこちに転がっている。都心のタワーマンションを買った若夫婦がローン地獄に陥る話をよく聞くが、典型的な洗脳例だ。どこに暮らしておろうが、自分の価値を生き抜く人が幸せ者だ。
他国の軍事的脅威、国内の大災害。日本はつねに危うい歴史を生き抜いてきた。そこには国民一人一人の逞しい精神力があったからだ。だからこそ「痛勤」電車で自分の心身を摩滅させていてはいけないように思う。寺まで車で5分、畑まで徒歩30秒、(行かないけど)アウトレットまで10分、良質の温泉まで車で15分、寺でも自宅でも富士山の全容を仰ぐ毎日だ。それも次々と既成の価値観を断捨離し、My value を生きてきたおかげかもしれない。「魔女の呪い」という恐怖に苛まれながらも、なんとも有難い暮らしをさせて頂いている。(笑) 【弘法護摩1296】
19日「オンラインありがとう禅」、20日「冬至・龍虎の祭り」、21日法螺貝教室、22日福徳護摩。台湾ツアー満員御礼。


