「遊ぶと海馬が成長する」 | 神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝

神即〈いのち〉、〈いのち〉即感謝

神とは〈いのち〉であり、それへの感謝が信仰だ。あらゆる違いがあっても、それは闘争の理由とはならない。我々は等しく〈いのち〉を生きているからだ。その理解こそが、新しい文明の思想軸となる。

 遊びを知らない四角四面の人間は、往々にして思考に柔軟性がなくなる。自分の意見を押し通そうとして、融通が利かない。そんな人は性格のせいというよりも、脳の海馬が萎縮している可能性がある。老化も「記憶の司令塔」である海馬から始まるらしいが、最近の脳科学の研究では、遊びこそが海馬の成長を促すことが判明している。道理で、年を取っても没頭できるような楽しみをもっている人は溌剌としている。ただ、ゴルフならゴルフだけというよりも、いろんな遊びの引き出しをもっているほうがいいようだ。畑をしたり、日曜大工をしたり、料理をしたり、創意工夫によって心身を解放させていくことが海馬の成長に繋がる。いちばんの理想は本業の仕事に「遊び半分」で取り組めることだ。そうすると「遊戯三昧」の日々となる。「遊ぶっきょう」論も科学的裏付けができたわけだが、私の体験的遊び哲学が六月末にサンマークから出版されますので、それを片手に大いに遊びに励んで下さい。(笑) 本日12日20時から、オンラインありがとう禅。

護摩929回 直近の予定はHPのイベント欄を御覧ください。「弘法護摩&オンライン」は随時受付中。町田宗鳳 | ありがとう禅 (arigatozen.com)