<「・・・。」絶句。「6+5×3=33」と答える就活生が続出なんて。> | 先生が教える小学校と勉強:小学生子育てプロママ養成講座

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 最近どんどんその中身は変化しているようで、ほんとのところ、今の小学校って、よく分からない。
 そんな小学生を持つママ(パパ)が、学校を知って不安を解消。あなたもこれで、小学生子育てプロママ。
 分かって安心!小学校。分かった!小学生の我が子応援のコツ。

 前回のブログを書いた後、ふと「YAHOO JAPAN ニュース」のこの記事タイトルが目にとまりました。


 「人事担当者『6+5×3=33』と答える就活生続出で不安になる」

 

 「誤字脱字が目立つ。」という話は聞いたことがあります。

 

 携帯やパソコンに慣れてしまえば漢字の形がうる覚えでも、だいたいのところが分かっていれば、勝手に変換してくれますから、文章にはなります。

 

 

 それでは自分の手で書いてみることになったとき、「あれえ、どうだったかなあ?ここんとこ、どう書くんだっけ?」なんてことも、起こりえるだろうなあ、とは、想像に難くありませんね。


 そのPCや携帯のメール、私たちも、打ち込んだ文章の中の字が、思わぬ漢字に変換してあるのを見落として、後で気づき、「うわぁ、しまった!」と思ったりします。

 

 もしかすると、「誤字脱字が目立つ」ケースでは、メールの時も、どの漢字に変換するか分かってなくて、本格的に間違っているのもあるんじゃないかと、思いました。

 
 

 読めても書けない漢字は、「薔薇」、「檸檬」、「黎明」あたりなら、致し方ないんですがねえ。


 で、この式「6+5×3」はというと・・・。正解は「21」ですよね。

 

 某メーカーの人事担当者は、答えを「33」と書く学生のあまりの多さに、「ウソだろう?」と思いつつも、「まさか自分の方が間違ってるのでは?」と、不安になったとのこと。

 


 計算の順序「かけ算やわり算は、たし算やひき算よりも先に計算します。」ということは、現在、小学校の4年生で学習します。


 練習問題にも数多く取り組ませ、きっちり指導するので、ミスをする児童は、ほとんどいないか、いてもほんの少しではないかと思われます。



 それが、就活生、つまり大学4年生になっても、小学4年生のこの勉強が定着していない・・・(絶句)。

 
 

 関連記事に、「かけ算九九さえできない学生がいる。」というのも。


 九九に至ってはこのブログの記事 でも採り上げたことがありますが、小学2年生の学習内容です。


 「九九の歌」 に合わせて、歯みがきしながらさえ、覚えさせてきました。

 

 知的に重い障がいがあるお子さんは別として、ほぼ100%近くの2年生がクリアしていくのを見ているので、この記事にも・・・(絶句)。

 
 

 学校に行ったら、計算の豆テストをしてみようかなあ。