「春」は、暖かさ、華やかさ、花びらやちょうちょが舞う軽やかさ、動物たちが活動しだす生命感や躍動感と、音楽のイメージとを結びつけるのに、ぴったりの季節です。
ただ音を並べるだけの音楽にならないように、子どもたちに身近な題材を使って、音に温度や色彩、軽さや重さ、静けさや躍動感を持たせるのです。
四季のある日本では、音楽のイメージと身近な季節感とを重ねて、音や音楽にイメージを重ねることが出来ます。
音楽に合わせ、ちょうちょのように柔らかく軽やかに羽を動かし空を飛んだり、リズムにのって目覚めたクマがイキイキと魚を捕る動きを経験した子どもたちは、楽器を手にした際にも、音楽の中でイメージを重ねて、動きで得た感覚を再現し、表情豊かに表現しようとします。
初めてママと一緒にリトミックを経験する「1歳児クラス」では、ママとのスキンシップをはかりながら、春のやさしく暖かな音楽を楽しみました
お友だちはママのお膝にゴロンと横になって、お歌に合わせてお背中をトントンしたり、ほっぺを優しくツンツンしたりしながら、安心して音楽を体感します。
1〜2歳児の「親子リトミック」では、動くプログラムばかりでなく、指先を使い、さらにイメージを膨らませるために、ママと一緒に工作を楽しむ時間も取り入れています。
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