年長さんの卒園まで、リトミックレッスンは残すところ5回となりました。
毎年、年長さんを見送る時には、自慢の子供たちが旅立って行くさみしさを覚えます...
特に今年の年長組「ぎんがさん」は、年少児からリトミックを共にして来た、私たちの指導の軌跡そのものです{%うれしいwebry%}
年長児のレッスンは、大分高度な内容になって、集中力、思考力、判断力を要するプログラムになっているのですが、1月は「窓ぎわのトットちゃん」の先生で知られている小林宗作先生のおさなごのうたから「こま」を題材に、プラスティックアニメを行いました。
歌いながらお友達と息を合わせ、交互にリズムクラップやリズムステップを行い、手を組んで「こま」になってくるくる回ります。
ゆっくり回る「大きなこま」や俊敏に回る「小さなこま」になって、いろいろなテンポでいろいろなお友達とペアになり行うのですが、子供たちは夢中になり、すぐに覚えて大喜びで活動していました{%キラキラwebry%}
年長さんになると、お友達と係わりながら1つのことを行うことが、とても上手になりますね{%音符webry%}
また「気のいいあひる」のリズム唱リズム動作の練習では
「先生!1段目と2段目、3段目と4段目は同じリズムになっているね」とか「このリズム、なんだか2拍子みたいに聞えてくるよ」など、子供たち自ら発見し発言してくれて、感動しました{%びっくり2webry%}
なんて賢い子供たちでしょう{%拍手webry%}
レッスンが終わって「チーズー!」とふざけながら私の胸に飛び込んで来る子供たちをムギュっとしながら、出来ることなら、このまま子供たちの成長を見ていたいと思っていました{%ハート1webry%}
幼児が歌を歌う時、伴奏にも気を配りたいねとrie先生と話していました。
ちょうど、先日降った雪を思い出しながら「ゆきのペンキやさん」の伴奏を考えていたのですが、もともとの楽譜にあったⅠⅣⅤだけの伴奏では、単調過ぎて、ただの「ペンキ屋さん」になってしまう気がして{%汗webry%}ところどころに和音を加えながら、雪が静かに街を白く染めていく様子が思い浮かぶようにアレンジしてみました。
歌を歌う時には、子供たちの想像力をかき立てるようにお話をしたり、歌声はいつも「大きな声で元気よく」ばかりではないことを感じ取ってもらえるように、表情豊かに歌います。「ゆきのペンキやさん」なら、透き通るような歌声で、なめらかに優しく歌って聞かせたいですね{%うれしいwebry%}
子供たちの「ハッ{%困るwebry%}」とした表情を見たとき、自信に満ちた笑顔{%笑いwebry%}を見たとき、私はとても嬉しくなります{%びっくり2webry%}
卒園前のこの時期、私たちは子供の「成長{%キラキラwebry%}」というご褒美をたくさんもらいながら、嬉しいと同時にちょっぴりさみしい気分になって、子供たちとの残りの時間をカウントダウンしています。
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