身体で覚えた感覚って、忘れないって言いますよね?
実は、昨年12月に映画「海峡をつなぐ光」(6月25日公開)のテーマ曲のレコーディングに急遽借り出され、行って来ました。
現役を退いて随分と経つので、到底無理と思ったのですが、火事場の底力というものです!!
さすがにホルンを吹くための筋力が衰えているので、ちょこちょこミキサーさんに切り貼りして助けてもらいながら(ごめんなさい{%汗webry%})ではありましたけれども、ちゃんとホルンの音がしました。
リトミックを考案したエミール・ジャック・ダルクローズは、音楽の諸要素を分析、抽出し、聴くことを重点におき、身体を使って、音楽的感覚「第六感」を養い、その感覚をいつでも演奏の際に引き出し活かせるようにと考えました。
暫く吹かないとテクニックはガタ落ちなのですが、演奏に必要なものって、テクニックばかりじゃありませんよね。音にイメージを持つこと、響きをよく聴くことはやはりとても大切です。
よく聴いていないと、どんな音を出すべきか判断出来ないですし、こんな音を出したいというイメージが持てないと、相応しい音が出せないですしね。
間もなく、ヒューマントラストシネマ有楽町 名古屋:名演小劇場にて映画公開です!!
井内竜次さんの太古のロマン溢れる音楽がとても素敵です{%キラキラwebry%}
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