『ひとりぼっちの夜はつらい』 | 社会保障を考える

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『ひとりぼっちの夜はつらい』福岡市も増え続けるのは高齢者のみ

「『人生100年時代』の足元で2022/11/4  西日本新聞 一ノ宮 史成」

市長選が戦わられていますが、「ひとりぼっちの夜はつらい」ことが取り上げられているだろうか。

 

 ニュータウンの名前で開発が進んだのはいつのことでしょうか。

 記事は次のように述べています。

 

 「山裾を切り開いた宅地に張り付くように一軒家が並ぶ。1970年代に造成された福岡市南区柏原3丁目。鬼頭好子さん(89)は2階建ての家に1人で暮らす。週3回、朝は近くの公園まで歩く。坂道を10分。グラウンドゴルフ仲間が迎える。会員24人の平均年齢は85歳ほど。体調を崩したり、老人ホームに入居したり。いつも皆そろうわけではない。「さびしくなったねぇ」とつぶやく。(以下略)」

 

「2035年ピークに人口減少へ」と記事は続く。「町内の高齢化率は今や40・4%で、市平均の約2倍に当たる。先の国政選挙でも「自助・共助・公助」がお年寄りを救うとは言い切ったと思いますがどうでしょうか。

買い物や通院などに地域のボランティアによる巡回車の運転があるようですが、共助の限界ではないか。ある日、巡回車の乗客から声を掛けられました。巡回車とて話し相手はいないのではないか。町ぐるみの取り組みが必要なのではないか。自助・共助に比重をおいてということなのか。