ホントは1月に実施予定が新型ウィルスによる緊急事態宣言で流れ、5月に開催した「ヤセンノススメ」。
そして第2回を開催する運びになったのですが、こういったこと(貸切サバゲ主催)に慣れないワシとしては、いつまた緊急事態宣言で潰れるか心配で心配で。
ワクチン接種も進んでその心配もなくなると、今度は「大雨だったらどうしよう」という新たなかつリアルな心配が。
幸い第一回目は晴れでしたが、今度こそは雨が降るのでは・・・などと心配していたものの、フタを開けてみればいい天気。
もっとも自分も、台風シーズンが終わる辺りを狙っていたんですけどね、でもよかった。
・・・というわけでお邪魔したのは、個人的イチオシ野戦フィールド・千葉県千葉市の「GERONIMO(ジェロニモ)」。
今回は同乗者はなく、実弟部隊が3人いたほかはみんなツイッター上のおともらち。
直前での怪我やお仕事などのキャンセルがあったものの、初回と同様50人もの参加者の皆さんが集まってくれたのでした。
皆さん思い思いの本気装備!
やはりというかなんというか、自衛隊装備が多いです。
自衛隊以外でも、けっこう凝った装備の方が多かったですね。
あちこちのフィールド定例会には何度も行ってますが、ゲームでは不便になるため、凝った装備ってあんまり見かけません。
なので今日はもう皆さんの装備を見るだけでも楽しい。
そして今日も、たけのこうちさんが第二回ヤセンノススメパッチを製作してくださり、参加者に配布してくださいました。
ありがとうございます!
そういえばジェロニモのシューティングレンジ、初めて使いました。
横風の影響も受けにくく、そして弾道も見やすいのでゼロインしやすいです。
50人が集まり、オープニング。
今日のワシ(写真はあっくんさんから)。
ご挨拶やレギュレーション説明の後、大部分は通常ゲームに移り、ワシは極初心者対象の初心者講習。
といっても座学だけで、またすぐに生かせるような実践的な内容だけにとどめ、準備ができた人は午前中からゲームに混じってもらうようにしました。
そしてメインのゲームは、通常のフラッグ戦を行ってもらいましたが、キモとしては「15分という、ちょっと長めの時間」と「軽機以外は200発制限/軽機は無制限」という、極端な弾数制限を設けたこと。
何故かと言えば、たまに定例会とかで見かける「600発制限」というのはサバゲでは実質的に無制限みたいなものであまり意味がないと考えているから。
セミ限定とかにせずとも、弾数を200発程度にしておけば自然と的確に抑えた射撃になるからです。
さらにサバゲでは、重い割に特に高性能でもない軽機は不利で、活躍の場を失っているに等しい軽機に活躍してもらうために、軽機を弾数無制限としたのでした。
そのせいか、今日は軽機手が多い!
セイフティで聞いていても、バリバリバリと激しく弾幕を張るのは軽機、その他はあまり銃声が聞こえないという、期待した通りの流れになっていたようです。
真っ黒装備は別として、みなさんすっかり植生に溶け込んでいます。
前回もそうでしたが、ヤセンノススメではフリマが充実。
ワシはこの毛布のスペースのうちの手前の僅かなスペースだけですが・・・(アーマガは無料であげてました)
ちょっと写真が公開できないようなヤヴァイ物もたくさん出品されていて、前回はあんまり買わなかったワシも目いっぱい買い込みました!
ワシも初心者講習が終わったので、ちょっと中に入って撮影したり。
↑こりゃワカラン!
午前中は4ゲームして、お昼休憩。
ご飯を炊いて焼き肉をしてる人がいたり・・・
フリマに群がったり・・・
なんかゲームより昼休みのほうが個人的には楽しいかも!
運営を手伝ってくれた海自陸警隊装備衆。
さて午後は、講習を終えた初心者さんたちが全員参戦するので、普通のフラッグ戦(ただし初心者だけ復活あり)で10分間の表裏。
↑これは撮影用。
↓これは茶番。
「オラぁ!〇×△□‥‥‥!!」
「ジャー‥‥」
「ジャッ‥‥」
「テメぇら〇×△□‥‥‥!!」
「‥‥‥」
(ワシは国防未経験のためセリフ表現に限界が生じました)
ゲーム開始!
あちこちで軽機が活躍しています。
↓敵に押し込まれて陣地前で苦闘する初心者さんたち。
しかし初心者優遇ルールで復活できたので、どうにかして敵の攻撃を撃退し、「逆襲したらどうですか?」と提案して進みだしたところで時間切れになっていました。
次は、GERONIMOさんのご厚意で、名物「スモーク戦」を。
15分の復活ありのゲームでした。
幻想的な光景です。
敵が近くにいても分からないので、緊迫感がでます。
個人的に好きな光景↓
4人でじりじりと、煙幕の中を敵に向かって進んでいきます。
迎え撃つ敵側もこんな感じ。
お次は、進行をしぉじさんに代わり、「要人救出ゲーム」を。
フィールド内の小屋に囚われている要人を救出し、決められたエリアまで警護しつつ連れて行くのですが、途中から敵の妨害が入るというもの。
最短距離で進んでいくか、それとも迂回するか、あとは遊撃隊がどう行動するかなどなどを攻撃側(救出チーム)は考える必要がありますし、妨害側もどうしかけるかをいろいろ考える必要があります。
ワシは次のゲームの準備で関わってないので内容は知りません(笑)
秋は日暮れが早く、かなり薄暗くなってきました。
ここで今日の最後のゲーム「攻防戦」を実施。
撤収する参加者の方も増え、30人くらいになったのですが、その中からお仕事で銃を使っている/いた方を8人くらい選抜して防御チームを組み、残り20人くらいで攻撃チームを組みます。
防御側は山だけしか行動できず、攻撃側は行動自由。
あとは15分で防御陣地のフラッグを獲るか防御側を殲滅すれば攻撃側の勝利、それができなければ防御側の勝利となります。
・・・と、ここまでなら普通の攻防戦ですが、ここで捻ったルールを追加。
それは鉄条網に見立てたすずらんテープを張り、鉄条網を通り抜けることはできないというもの(20mのテープを2本用意)。
自衛隊装備サバゲの大御所「H-SDF」さんのところで体験したルールを模倣させていただきました。
(↑すずらんテープを胸の高さに張る)
これで防御側は、例えば裏どりしやすい小径を鉄条網で封鎖し、攻撃側を意図した地点にまで誘い込み、そこを集中的に叩く、ということができるようになります。
で、テープの両端をつなげるのは禁止で、それによって例えば「フラッグをぐるっと囲んで無敵にする」ことができないようにしました。
先に防御側チームが入山し、しばらく陣地構築を。
そして攻撃側は二手に分かれて攻撃開始。
最初はおそるおそるだった攻撃側でしたが、なかなか戦端が開かれず、1隊は鉄条網にひっかかります。
その辺りで2隊とも敵の防衛線にかかったようで激しく交戦。
しかし防御が固くなかなか戦線が動きません。
そのうち攻撃側が、防御ラインを抜けないままどんどん戦死していき、(これは勝負あったな…)と思いつつ観戦していたら「ピーッ!」というホーンの音。
なんと、午前中から何度もフラッグGETしていた方が、今回も裏どりをして防御ラインを崩してフラッグを獲ったのでした・・・
激闘を交わした皆さんでパシャり。
そんなこんなで暗くなり、第二回ヤセンノススメも無事終了。
あちこちのフリマブースには最後まで人だかりがしていました。
そして夜は、ファーストスナイパーさん主催の赤外線銃「ファスガン」夜戦が引き続き開催。
何人かは昼からの連続参加でした(^^;
ナイトビジョンやサーマルビジョンがワンサと・・・。
そんな中、ヤセンノススメお手伝い衆で夕食を。
ノンアルなのは仕方ないですが、こういうのっていいですね。
準備に料理に片付け、ありがとうございました。
ご参加くださった皆さん、そして運営お手伝いしてくれたみんな、それから素晴らしいフィールドを提供してくださったGERONIMO様、どうもありがとうございました!