大塚国際美術館のB2フロアにある、一際人気のフェルメールギャラリー。


ヨハネス•フェルメールの作品の中でも、特に有名な「真珠の耳飾りの少女」(マウリッツハイス美術館、デン•ハーク、オランダ)が見事に再現されていました。特別感もあり、やっぱり目立っていました。「青いターバンの少女」、「ターバンを巻いた少女」とも呼ばれています。


マウリッツハイス美術館は、オランダのデン•ハークにある小さな美術館です。



「デルフトの眺望」も、マウリッツハイス美術館所蔵なのですが、美術館を訪れた時には、アムステルダム国立美術館に貸し出されていて拝見出来なかったので、とても感慨深く、これが「デルフトの眺望」かとじっくり鑑賞し、感無量でした。


「小路」又は「デルフトの小路」(アムステルダム国立美術館)。フェルメールが育った宿屋「メーヘレン」。左下隅(窓の下)に「IV Meer」と署名があります。


「ヴァージナルの前に立つ女」(ナショナル•ギャラリー、ロンドン)。ヴァージナル(鍵盤楽器)を演奏する豪奢なドレスを着た女性が描かれた作品。


「ヴァージナルの前に座る女」(ナショナル•ギャラリー、ロンドン)。ヴァージナルを演奏する左向きに座る女性が描かれた作品。



「牛乳を注ぐ女」(アムステルダム国立美術館)。当国立美術館でもっとも魅力的な作品の一つとして疑う余地はないとされてます。


「青衣の女」または「手紙を読む青衣の女」。アムステルダム国立美術館が購入した最初のフェルメールの作品のようです。


「音楽の稽古」イギリス王室の美術品コレクションであるロイヤル•コレクションが所有し、ロンドンのセント•ジェームズ宮殿に所蔵されているのですね。フェルメールの楽器を描いた12作品の中でも、傑作の作品のようです。


「ワイングラスを持つ娘」(ヘルツォーク•アントン•ウルリッヒ美術館、ブラウンシュヴァイク、ドイツ)。「二人の紳士と女」として、女性に言い寄るふたりの紳士を描いた風俗画とも解説されています。


「地理学者」(シュテーデル美術館、フランクフルト、ドイツ)。お気に入りのフェルメールの作品です。


本物を見ようと訪れ、なかなかタイミングを逃しましたが、昨年、鑑賞できました。



フェルメールの珠玉の作品10点を一堂に間近で鑑賞できるなんて、やっぱり大塚国際美術館はすごいですね。来て良かったです。