アムステルダムの仕事を終え、休みを取ってデン・ハーグ(ハーグ)に1泊旅行に行って来ました。


デン•ハーグは、アムステルダム、ロッテルダムに次ぐ第3の都市ですが、事実上のオランダの首都とも言われている程、首都機能を担っており、国内政治の中心都市です。国会議事堂や日本国大使館もあります。


今回の旅の目的は、以前からデン・ハーグの美しい街並みを見たかったことも理由の一つですが、現在(2023年2月〜6月)、史上最大規模のフェルメール展がオランダのアムステルダム国立美術館で開催されているのですが、「真珠の耳飾りの少女」だけは4月よりマウリッツハイス美術館に戻って来たとのことでしたので(他の2作は6月までアムステルダム)、絶好の機会と思い立ち寄りました。

(アムステルダム国立美術館のフェルメール展のチケットは、タイミングを逸してしまい、残念ながら取れませんでしたので)。


マウリッツハイス美術館は、デン・ハーグにあり、政府が所蔵する数百点のオランダ絵画を展示する美術館(正式名称は、英語でThe Royal Picture Gallery Mauritshuis, マウリッツハウス王室美術館)。なんと言っても最大の見所は、ヨハネス•フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」。


マウリッツハイス美術館。立派は建物です!オランダ古典様式建築の代表作と言われています。

それにしても、「真珠の耳飾りの少女」の特別感は凄いですね。




オンラインで12:00のチケットを事前購入し、少し前に館内に入りました。

クロークに手荷物を預けてから入ります。

館内マップを頂き、まずは「真珠の耳飾りの少女」の場所をチェック。勿論、他の名作も多数展示されています。

高級感あるエレベーターの入口。隣の階段を使って登ります。

赤い絨毯と壁の絵画が高級感を引き立てます。

2階の中央ホールの赤い壁、深みのある階段、窓にかかる豪華なカーテンなど、美術館の内装を見るだけでも楽しめます。さすが、ハーグの宝石箱と呼ばれるマウリッツハイス美術館。

中央ホールの階段。

この中央ホールだけでも素晴らしい絵画がいっぱいあります。

人気の美術館であることを実感。

抽象的な天井画。

オランダの画家、ヨハネス•フェルメールの絵画の代表作の一つである「真珠の耳飾りの少女」は2階の15室に展示されていました。

「青いターバンの少女」•「ターバンを巻いた少女」とも呼ばれています。

右斜めからも撮影。

金曜日でしたが、「真珠の耳飾りの少女」は大人気でした。



真珠の耳飾りの少女が多数。

マウリッツハイス美術館のギフトショップには、「真珠の耳飾りの少女」のグッズが多数ありました。

ショップの前にある立派なケースに飾られているこの絵画を最初に見た時は、本物の「真珠の耳飾りの少女」かと思いました。

お土産品。

約250€。立派な額縁付きです。

ヨハネス•フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」だけでも、これほど人気があったとは知りませんでした。アムステルダム国立美術館のフェルメール展のチケットが取れなかったのにも納得です。勿論、マウリッツハイス美術館には他にも魅力的な絵画が多数ありますので、紹介したいと思います。続きます。