フランクフルトのシュテーデル美術館。オランダ黄金時代の画家、ヨハネス•フェルメールの「地理学者」が、漸く6月にオランダのアムステルダムからこの美術館に戻って来たので、ラストチャンスと思い、再び訪れました。


因みに前回、シュテーデル美術館では、「地理学者」は貸し出し中でしたので、他の名作を堪能させて頂きました。



シュテーデル美術館。美術館の外壁は暫く補修中です。

シュデーテル美術館へ。

チケット売場で、念のためフェルメールの作品「地理学者」が戻ってきていることを再確認。

3回目になると凡そ館内を把握しているので、真っ直ぐ3階へ向かいます。


階段の踊り場は、昔と違って段々とスッキリしています。

3階の目的の部屋に到着。すぐに「地理学者」を見つけることができました。思っていたよりは、大きめでした(縦52cm、横45.5cmの作品)。

漸く、フェルメールの「地理学者」に会えました。フランクフルトに住んでいて、いつでも鑑賞できると思っていましたが、さすがフェルメールの作品、常に美術館にあるとは限りませんね。

なんか感慨深く、じっくり鑑賞してしまいました。それにしても周りには人は殆どいません。とても人気作品とは思えないほどです。まあ、ゆっくり鑑賞できて良かったです。

右上に確かに署名もありました(勿論、本物です)。因みに署名と制作年度が記載されている絵画は3点あり、他は「天文学者」と「取り持ち女」とのことです。

「地理学者」の説明。

フェルメールの「地理学者」を十分堪能した後は、美術館内の他の名作もしっかり鑑賞させて頂きました。ギフトショップも充実しており、人もパラパラと出入りしていました。


マイン川に架かっている橋。

マイン川は長閑です。遠くに大聖堂も見えます。

反対側は高層ビルです。


ずっと気になっていたフェルメールの「地理学者」を鑑賞するできて、本当に大満足でした。

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