シュテーデル美術館はマイン川の南岸沿いにある美しい立派な建物です。1815年にオープンし、実はドイツで一番歴史のある美術館。


銀行家のシュテーデル氏のコレクションが美術館の始まりとのことで、絵画3,000点、彫像600点、写真4,000点、素描•版画100,000点とも言われる程の多くの作品が所蔵されているそうで、700年にわたる有名作品に出会えるって本当にすごいですね。その中で展示されている絵画はわずか600点ほどのようです。


現在、正面の立派な建物は改装工事中でしたので、裏庭からの写真を載せました。

庭には花も咲き、春の兆しを感じます。




美術館のカフェ。

美術館の中に入りました。

チケット。

ティッシュバインの「カンパーニャのゲーテ」。

諸説ありますが、右足に左足用の靴を履いてるのは良く知られています。

ルノワールの「昼食後」。

クロード•モネの「午餐」。

アーニョロ•ブロンズィーノの「赤い服の夫人」。


サンドロ•ボッティチェッリの「若い女性の肖像」。モデルはフィレンツェの美女、シモネッタ•ヴェスブッチ。

レンブラントの「サムソンの目潰し」。

ドイツの画家、マックス•ベックマンの「フランクフルトのシナゴーグ」。

その他、絵画、彫像や銅像などの有名作品が多数展示されています。また、地下階は現代美術コレクションが展示されています。







また、シュテーデル美術館と言えば、ヨハネス•フェルメールの描いた絵画「地理学者」を見たかったのですが、今はアムステルダム国立美術館の史上最大のフェルメール展の開催中ですので、あと2ヶ月程は戻って来ないと思います。コロナ前もマドリードでの催しで見れなかったので、6月後半がラストチャンスかなって思っています。

とは言え、シュテーデル美術館にはたくさんの有名な絵画もありましたので、十分堪能できました。チャンスがあれば、もう一度だけ訪れたいと思います。