おはようございます

 

 

携帯からある画像が出てきました

 

 

浜松の友達に連れて行きたい

    場所があると言われ

    辿り着いた場所が浜松の龍雲寺

 

 

昨年の秋の事です

その時に撮影した画像です

 

 

    ダウン症の書家

    金澤翔子さんの書展に

連れて行ってくれました

 

 

 

 

 

 

 

   実はその数週間前にテレビで彼女を知り

一度生で作品を観たいと

    思っていたので、もうビックリ!!

 

 

    龍雲寺に入ると至る所に

    沢山の作品が展示してあります

 

 

    その中で私の目に止まった作品は

    「一円相」と「感謝」でした

 

 
 

 

   翔子さんは、悲しそうな顔をして

    いるお地蔵様を見つけると

    大丈夫だよ!と優しく声を掛ける

    そうです

 

 

    お地蔵様の心配までする

    根っからの心優しい女性なんですよ

 

 

翔子さんの母、泰子さんは翔子さんを

帝王切開で出産する日に

空に「✖️」の形の雲が3つ浮かんでいるのを

見て、何か不吉な予感がしたと言います

 

 

そして、出産後にダウン症として

生まれた翔子さんを前に絶望としました

 

 

その後、色々な苦労があったそうですが

一生懸命に翔子さんと向き合い

翔子さん自身の努力もあって

日本を代表する書家となりました

 

 

今では、翔子さんは泰子さんにとって

絶望どころか日々を明るく照らし

幸せな思いをもたらしてくれる

存在だそうです

 

 

カメラOKだと言う事で撮影させて頂きました

 

 

 

 

 

私はこの「書」の、かすれが

気になり、じっと見ていましたが

下のかすれた部分に

水の流れを感じていました

 

 

泰子さんは

この円相の中の空白が

「母胎の中の赤ちゃんに見える」

とそうおっしゃっています

 

 

 

そう言われてみれば、そう見えますよね

そちらの空白かぁ、、、

お母様のインスピレーションは

凄いものがあるなぁと思いました

全体像を見るのですね

 

 

お母様も書家だそうです

 

 

 

右の丁酉水無月は暦の事で、この書を

    書いた日、2017年6月を意味します

    

 

 

 

 

 
感謝
 
私たちもそうであるが
どんな時も感謝の心は大切である
ここに居られるのも「書」がかけるのも
人との出会いも、すべて感謝である
 
今回、翔子さんは心を込めて思い切り
「感謝」を書いた
これらを見せてもらっている私たちも
新たなる「書」との出会いに感謝する
 
解説・柳田泰由

 

 

 

 
 
 

音楽は生き物と思っていますが

「書」もまた生き物

 

 

生きる喜びを与えてくれた

素敵な書展でした

 

 

書も、その人の人柄が現れますね

「書」は墨の濃淡が大切!

私が書道を習っていた時

かすれてしまった書を見て

先生が教えてくれました

 

 

ここは濃くして、薄くして

と、それをどう見せるか頭で

考えていたらダメなんですよね

自然にかすれるのはOK!

 

 

翔子さんの濃淡は自然体なんですよ

心がピュアだから

書に、ストレートに魂が入っていて!

だから見る人の心を動かすんですよね

 

 

これはどんな事にも共通ですね

ピュアな心で演奏しないとね

 

 

あの場所に居たら

誰だってピュアな心になれますね

ずーっと見ていたかったです

 

 

私は不思議と何かを悟す場所に

友達がふと連れて行ってくれる事が

あります

 

 

きっとそれにも何か意味があるのでしょうね

 

 

 

 

では、今日も笑顔キラキラいっぱいの一日を

 

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