波乱万丈なわたしの人生の「闇の部分・波乱な出来事」を振り返る物語


52話目の今日は

突然訪れた母との別れについてです。

 
前回の記事はこちら↓


 

本当にそれは突然訪れました。


前の日まで元気に出かけてたらしいのに

 

5月5日の夜に脳出血で意識がなくなり

 

6日の早朝に子供たち連れて

 

大急ぎで福岡に帰ったら

 

その日の夜に息を引き取った。

 

だからわたしは

 

母と最後の会話は出来ませんでした。


 

でも不思議なことがあるんです。

 

 

その数ヶ月前に


父のお墓参りで福岡に帰省した際

 

帰りの飛行機まで時間があったので

 

空港近くのお風呂屋さんに行った。

 

そして並んで湯船に浸かっていたら 

 

「アンタとこんなしてお風呂はいれるとか

 

思ってなかったー」 

 

としみじみ言った。

 

それ聞いてわたしは

 

「また大げさなことゆーてから笑」

 

と心の中で密かに思いつつ

 

「来てよかった」

 

とも思っていた。



そしてそのあと空港でバイバイする時

 

わたしは数年ぶりに泣かなかった。

 

それまで何年も

 

バイバイする時は必ず

 

ポロポロポロポロ涙がこぼれていたのに。

 

 

それが元気な母に会った最後の日。



母が45歳ぐらいの頃。キレイだったなぁラブ


 

きっと母は

 

親孝行できて嬉しかったわたしの気持ちと

 

泣かずに帰れたわたしを見て

 

「もう大丈夫」 

 

と安心して逝ったのかな。

 

だったらいーな。

 

と今でも思う。 

 


そしてもう一つ不思議に思うこと。

 

これは父の時も同じなんですが

 

亡くなる前に一緒にいたのは

 

わたしだけなんです。

 

それまで何年も面倒見ていたのは

 

姉だったのに。

 

 

子供のころから両親が苦手で

 

高校入学と同時に家を離れ

 

CA時代も結婚出産してからも

 

実家にゆっくり帰って両親と過ごす

 

なんてしたことなかったのに。

 

 

「なんで最後はわたしだったんだろう。

 

わたしの姿を見て安心したのから?

 

いや、きっと何か伝えたかった気がする。

 

それってなんだろう。。」 


 

父の死から17年


母の死から13年

 

今でも不思議に思う出来事です。


わたしのお宮参りの日

 


で、次回のお話は

 

父も母も

 

亡くなった日に

 

めっちゃ不思議な現象巻き起こしたので

 

次回はそれを書きますね。

 

To be continued 飛行機