後編 サパンリキュール完成しました | 西新宿 Bar BenFiddich(ベンフィディック)

西新宿 Bar BenFiddich(ベンフィディック)

BenFiddichの店名は店主の鹿山博康から由来【Ben】→【山】【Fiddich】→【鹿】
畑を持つ農家バーテンダーであり『Farm to glass』を提唱
日本在来種の自生する草根木皮をもカクテルに変える新しい可能性を模索
アブサン、薬草酒、古酒がゴロゴロ転がるBar

鹿山です





前回の続き





前回はサパンリキュールの歴史と細かい内容をお伝えしました
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ではさっそく作ってみる



いくつかは自分なりの主観を据えての製法をとりえます



まず高純度のアルコールに浸漬。スピリタスでやる
モミをブレンダーにかけて

ブィーン
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圧搾します

グィグィ
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水を加えアルコール度数を60度くらいに落とし一日馴染ませる。



そして
月灯りの下でムーンシャイン

グツグツ
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バーン
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この時点でアルコール度数は88度


これにさらに乾燥させたモミの葉とミント、ヒソップ、メリッサを加えカラーリング

ジャーン
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サパンリキュールはメーカーにより香りの複雑さを作る為、カラーリングの香りをつかさどる部分ではいくつかのハーブも加えるようだ。
もちろんモミだけの単一のメーカーもある。
他種ハーブは何が入ってるかは分からないが、考察するにサパンリキュールはポンタルリエ発祥地であることからフランスアブサンのカラーリングハーブ比率でやってみた。
ヒソップ、メリッサ、ミント、この三草。
アブサンではこれにポンティカだが乾燥させたモミに置き換える


数時間抽出させた後、シロップ、水で加水して40度に調整して完成し




はい どーん
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森の香りをお楽しみ下さい
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